中学受験プロ家庭教師 早稲田大学高等学院中学部の傾向と対策
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早稲田大学高等学院中学部の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

早稲田大学高等学院中学部の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。

受験の攻略ポイント

早稲田系列の男子校。どの科目もすべての分野でまんべんなく基本事項の習得をしよう。その上で「思考力」「処理能力」など、科目毎に求められていることに合わせた対策をしてほしい。

算数 早く問題を解くような処理能力ではなく、条件の複雑な問題に対応できるような柔軟な頭が求められる。
国語 設問は、文章全体に解答の手がかりを求める必要がある、難度の高いものが目立つため対策が必須。
社会 極端な難問は出ないが、細部まで網羅した正確な知識を問われる。問題を読み解くスピードも必要。
理科 4分野全てから出題される。細部までの確かな知識と、精度の高い計算能力が必要。

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

図形の問題、調べ上げるタイプの問題は非常に多く出題されている。それ以外の分野については、出題分野の傾向はあまり見られない。図形の強化は必須だが、図形以外の分野については、幅広く学習するしかないだろう。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】小問集合 標準・やや難 15分
【大問2】立体図形 12分
【大問3】立体図形 標準 11分
【大問4】調べ上げ 標準 12分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

説明的文章・文学的文章がそれぞれ1題ずつ出題されている。文章量は後者のほうが多いが、難易度は前者のほうが高い傾向にある。
書き抜き問題や記述問題は答えを探す範囲が広くなりがちで、難しい。

選択式問題は比較的点が取りやすい部分なので、できる問題から解き進める手際の良さが欲しい。過去問でペース配分に慣れておきたい。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】論説文の読解 やや難 24分
【大問2】小説の読解 やや難 26分

理科の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
80点

物理、化学、生物、地学の4分野から出題された。過去の出題を見ても、例年4分野からバランス良く出題されている。生物・地学分野は知識問題が多く、かなり正確な知識が要求される問題も見られる。

一方、化学・物理分野は計算力・思考力が必要な問題が多い。極端な難問はほぼ出題されないので、基本的な解法をしっかり身につけた上で、演習量をしっかり確保したい。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】地学太陽の動き・地層と岩石 標準 10分
【大問2】生物 セキツイ動物の分類 標準 10分
【大問3】化学 水溶液の性質・中和 やや難 10分
【大問4】物理 熱 標準 10分

社会の攻略ポイント

試験時間:
40分
満点:
80点

地理・歴史から広く出題され、現代社会の分量は少な目である。
各分野、極端な難問は出ないが、細部まで網羅した正確な知識を問われるため、高い実力が要求される。


統計資料の読み取りも多いので資料集は是非活用したい。
直近の社会情勢なども問題になっているので新聞・ニュースなど注意して見ておくこと。
100文字以内の論述タイプの記述問題も出題されることが多いので、十分な対策をしておこう。

2023年度

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1・2】地理分野 標準 問1・2合計で14分
【大問3・4】歴史分野 標準 問3・4合計で18分
【大問5・6】政治経済・現代社会分野 やや難 問5・6合計で8分

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学校 早稲田大学高等学院中学部
偏差値 2023予測偏差値64(四谷大塚80%)・56(サピックス80%)
併願校 1月入試では東邦大学付属東邦中立教新座中市川中、2月は慶應義塾中等部渋谷教育学園渋谷中明治大学付属明治中芝中早稲田中海城中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点は非公表となっている。出身塾別で見ると、サピックスが多く、早稲田アカデミー・四谷大塚・日能研が続いている。
進学実績 卒業生のほとんどが早稲田大学へ進学している。
その他 早稲田大学初の附属中学校。原則として卒業生全員が早稲田大学へ進学できるため、人気が高い。
基本情報 所在地 〒177-0044 東京都練馬区上石神井3-31-1
最寄駅 西武新宿線「上石神井駅」徒歩7分
連絡先 ℡:03-5991-4151
沿革  平成22年開校。
早稲田大学高等学院中学部

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