（１）分数の四則演算

　　（２）整数・分数・小数が混合した を求める問題

　　（３）つるかめ算の基本的な問題

　　（４）最大公約数を求める問題

　　（５）分数数列　初項が1/18 、公差が1/36 の等差数列。約分された分数で並んでいるので、判断が難しい。

　　　　（５）は迷う可能性の高い問題だが、それ以外は確実に正答したい。

　　　　　ここで正答できなかった問題については、テキストや問題集を使って、練習をしっかり行って欲しい。

      （１）売買損益算　原価・定価・売値・利益の関係を線分図で整理して考えること。

　　（２）分配算　３人の所持金の関係を線分図に整理して考えること。

　　（３）時計算　長針と短針が作る角は、１分で５．５度ずつ変化する。

　　（４）平面図形　３０度―６０度―９０度の直角三角形では、一番短い辺の長さと一番長い辺の長さの比は１：２になることを利用。この「１：２」は中学受験性の常識として覚えておくこと。

　　（５）半径１ｃｍ、２ｃｍ、３ｃｍ、４ｃｍ、５ｃｍ、６ｃｍの円の面積の比は、１：４：９：１６：２５：３６　求める斜線部分の面積は比の２１にあたる。

　　（６）回転体　まずは、直線BCを線対称の軸として折り曲げた絵を描き、その上で回転体の見取り図を描くことができるかがポイント。円すいから円すいを切り取った円すい台の体積を求めればよい。

　　　小問集合だが、大問１に比べるとやや難しい問題が並んでいる。とは言っても中学受験性にとってはよく見かけるタイプの問題が中心。ここで正解できなかった場合は、できなかった問題の単元について、テキストや問題集を使って復習して欲しい。

   （１）上と下から９面ずつ、前後左右から６面ずつ見えるので、９×２＋６×４　より、４２㎠。

　（２）上下から見える面の数は、１・４・９・１６・２５・・・と増える。また、前後左右から見える面の数は１・３・６・１０・１５・・・・と増える。

　（３）（２）の規則を使って考えること。

　　　　立体図形の表面積と規則性の融合問題。規則性では、平方数（１×１、２×２、３×３、・・・）と三角数（１、１＋２、１＋２＋３、・・・・）が重要なポイント。

      （１）グラフの傾きの変化から、深さが２０ｃｍになったときにBから水を抜き始めたことがわかる。

　　（２）１０分から１４分の４分間で減った水の体積は、５×２５×２０より２５００ｍL。従って、２５００÷４－２５０　より、Bからは３７５ｍL抜いている。

　　（３）深さが１５ｃｍ以下になると、Bからは水が出なくなる。Aを閉じず、Cを開けないと、１５×１５×２０÷２５０　より水がなくなるまで１８分かかる。

Aを閉じてCを開けると１０分で水がなくなったことになるので、Cから１分間に出る水の量は、（４５００－２５０）÷１０　より４２５ｍL。

　　　　水量変化とグラフの読み取りに関する出題。排水する穴が３つもあるので、やや複雑になっている。グラフの傾きの変化点で何が起こったのかを判断できるかがポイント。

      （１）２，３，５の最小公倍数３０の中に、８個あることを利用。

　　　　　１００÷３０＝３・・・１０　１０までの中に２個あるので、８×３＋２より、２６個。

　　（２）同様に２００までの中に何個あるかを求め、９９までの中の個数を引けばよい。

　　　　　２００までの中を考える際に、１０１、１０３、１０７、１０９は０が使われているので、数えてはいけないことに要注意。

　　（３）同様に、２０３、２０９、３０１、３０７を考えてはいけない。

　　　　　３００までの中に該当する数は、８×１０－６　より７４個。従って、７５個目は３１１。

　　　　規則性に関する出題。「０を使わない」という条件があるために、思考力と慎重な処理が必要な問題になっている。