（１）２０１９年に小惑星にタッチダウンをした探査機は「はやぶさ２」
（２）小惑星の名前は「リュウグウ」。「イトカワ」ではないことに注意。
（３）打ち上げ場所として種子島が選ばれる理由は、地球の自転による遠心力がロケットに大きく働くから。

　　小惑星探査機に関する時事問題。次年度以降も時事問題が出題される可能性があり、対策が必要。

（１） 息を吹きこむと二酸化炭素が水に溶け、酸性を示す。
（２） オオカナダモが光合成を行った時に二酸化炭素を吸収したことにより、アルカリ性を示す。
（３） 光合成を行うときに酸素が発生する。酸素はほとんど水に溶けないので、泡が観察できる。
（４） エタノールは葉の緑色を抜くために使用する。
（５） 光合成でできたでんぷんは、ヨウ素液に反応して青紫色に変色する。
（６） 葉の「ふ」の部分は葉緑体がないために、光合成は行えない。

　　　植物のはたらき（光合成）に関する出題。テキスト等に書かれている基本的な内容の問いが並んでいる。ここでの間違いが多かった時は、植物のはたらき（光合成・呼吸・蒸散作用）についての復習をしっかり行うこと。その際には、はたらきを調べるための実験の進め方について確認すること。

（１） 太陽の動きから方位を判断することができる。
（２） １時間が３．９cmなので、１２．８cmは１２．８÷３．９より３時間１７分
（３） 東経が１度増えると、日の出の時刻が４分早くなる。
（４） 日の出が真東、日の入りが真西なので、この日の昼の時間は１２時間。
　　　従って、半円の円周が３．９×１２　より４６．８cm
　　　直径×３．１４÷２＝４６．８より、直径は約２９．８cm
（５） 夏至の頃の太陽の動きを描く問題。日の出は真東より北寄り、日の入りは真西より北寄り。

　　　太陽の動きに関する出題。基本知識も必要だが、（４）の計算問題では思考力も求められる。

（１）塩酸とアルミニウムの反応で発生する気体は水素。
（２）加えたアルミニウムと反応でできる固体の重さの関係を表すグラフの選択問題。
　　　塩酸がなくなると塩化アルミニウムはそれ以上できなくなる。その後さらにアルミニウムを加えると、余ったアルミニウムの重さが加わっていく。
（３）計算問題。実験より、この塩酸１００㎤に溶けるアルミニウムは３ｇで、その　　　
　　　時に発生する水素は３．６L。５０㎤の塩酸に１ｇのアルミニウムはすべて溶け、発生する水素は、３．６÷３より１．２L。
（４）計算問題。加えた水の５０㎤は無視してよい。アルミニウムを０．４ｇ加えても溶けるアルミニウムは１．５ｇなので、１．５－０．４　よりあと１．１ｇ溶ける。
（５）グラフ作成問題。塩酸の濃さを２倍にすると、溶けるアルミニウムは２倍に、発生する水素も２倍になる。

　　　　塩酸とアルミニウムの反応に関する出題。日頃の問題演習の成果を発揮できる内容。ここでしっかり得点できなかった時は、テキストや問題集を使って同様の計算問題の演習に時間をかけて欲しい。

（１）（２）電球の発明者はトーマス・エジソン。竹をフィラメントに使うことで、実
用化に成功した。
（３）並列回路と直列回路で、ソケットから電球を外した時の変化に関する選択問題。

　　　　電球と電気回路に関する基本知識問題。

（１）４０ｇ：６０ｇの逆比、棒を３：２に分ける場所が棒の重心である。
（２）棒の重心の位置（支点から５cm右）に棒の重さの１００ｇがあると考えてつり合いの計算を行えばよい。
（３）棒の左端Aと棒の重心の間を２：１に分ける点を支点にすればよい。

　　　てこのつり合いに関する出題。「棒の重さが棒の重心にある」と考えることと、比を使って解くことがすべての問いのポイント。