（１）冬眠する動物をすべて選択する問題。こうもりは哺乳類だが冬眠することに注意。
（２）ヒトの直立二足歩行によって起こった変化に関する選択問題。
（３）ろうそくでは外炎が最も温度が高く、割りばしがこげる。
（４）塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の電気分解で、共通して発生する気体は水素。
（５）地震についての選択問題。
（６）太陽の一部が出てきたら日の出、完全に沈んだら日の入り。
（７）豆電球の中には、フィラメントが焼ききれないようにアルゴンなどの気体が入っている。
（８）上皿てんびんで５８ｇの重さをはかる時の分銅を乗せる手順に関する問い。
　　　５０ｇ乗せる→２０ｇ乗せる→２０ｇおろす→１０ｇ乗せる→１０ｇおろす→５ｇ乗せる→２ｇ乗せる→２ｇ乗せる→２ｇおろす→１ｇ乗せる　　計１０回
　
　各分野の知識問題。（４）は小学生ではあまり扱われない内容。（８）の手順では、重い分銅から乗せていくことに注意。間違えた問題については、テキストに戻って知識の整理を。

（１） Ａのホウレンソウなどは葉、Ｂのスイカやトウモロコシなどは実や種子、Ｃのゴボウやニンジンなどは根や地下茎を食べる野菜。
（２） Ａにはコマツナ、Ｂにはミョウガ、Ｃにはジャガイモが該当する。
（３） 赤インクが通るのは「道管」。アスパラガスは単子葉類、ブロッコリーは双子葉類。
（４） スイカやキュウリなどのウリ科の植物は、１つの株にお花とめ花がある。

　野菜の分類に関する出題。やや細かい知識が求められる。野菜や果物の食べる部位に関しては、資料集や図鑑を見て整理して欲しい。

（１） 気体を溶かした水溶液は、炭酸水とアンモニア水。
（２） 炭酸水と石灰水の反応で水に溶けにくい炭酸カルシウムができ、白く濁る。
（３） 炭酸水は酸性、石灰水とアンモニア水がアルカリ性、その他は中性。
（４）　Ａ液とＢ液が４：３で中和する。Ａ液が１０㎤あるので、Ｂ液が７．５㎤で中性、それより少なければアルカリ性、多ければ酸性。
（５）　Ｃ液を１０㎤加えた時に０．２ｇの固体ができる。０．６８÷０．２＝３．４より、Ｃ液を３４㎤加えた時に、０．６８ｇの固体ができる。

　前半は水溶液の性質についての知識問題。後半は水溶液の化学変化についての計算問題。いずれも標準レベルの問題であり、確実に正答したい。

（１） 同じ経度の地点③と地点④では、太陽の南中時刻が同じになる。
（２） 地点①と地点②では経度が３０度異なる。経度が１５度違うと太陽の南中時刻は１時間異なるので、東にある②の方が２時間早い。
（３） 太陽の南中高度が９０度になると、棒の影ができなくなる。春分・秋分の日には赤道（北緯０度）で、夏至の日には北回帰線上（北緯２３．４度）で南中高度が９０度になる。
（４） 北極圏である③の地域では、冬至の日には太陽が昇らない極夜になる。
（５） 秋分の日に向かっていくので、太陽がのぼる位置は南寄りに動き、日の出の時刻は遅くなる。
（６） 春分の日の太陽の南中高度は「９０－その土地の緯度」で求めることができる。

　太陽の見かけ上の動きに関する出題。いずれも中学入試で頻繁に問われる内容。間違いが多ければ明らかに知識不足。知識の整理をしっかり行うこと。

（１）入射角と反射角が等しくなるように図を描くと、Ｐで反射した光は、ＣＬを１：２に分ける点で２回目の反射をした後、Ｂに当たる。
（２）ＡＰの長さを②、正方形の１辺の長さを③とすると、光が反射しながら正方形のたて方向に⑥進んだ時に角に当たる。Ｐで反射した後、ＣＢの中点で２回目、ＣＬを１：２に分ける点で３回目の反射をして、その後Ａに当たる。
（３）ＡＰの長さを②、正方形の１辺の長さを⑦とすると、正方形の縦方向に⑭進んだ時に、角に当たる。
（４）（３）と同様に光が進む。
　
　光の反射に関する出題。４題あるが、特に複雑な条件のものは含まれていない。入射角と反射角が等しいことを意識しながら作図すること。