（１）白米はイネの種子の「胚乳」にあたる。

（２）じん臓には尿素をこし取る働きと、血液中の水分・塩分を調節する働きがある。

（３）石灰水と重そう水はアルカリ性、レモン水は酸性、食塩水は中性。

（４）水の中に溶けていた空気と考えられる。

（５）火成岩に含まれる鉱物の中で白っぽく見えるのはセキエイ。

（６）月は太陽の光が当たる部分が光って見える。下弦の月は明け方頃南中し、東側（左側）が光って見える。

（７）20÷4　より、5kg以上の力で引けばよい。このとき、30×4　より、糸を120cm引けばよい。

（８）絵を描く問題。鏡には左右が反対になった像が見える。図で示された鏡の像の絵より時間は5時35分、その1時間15分後の6時50分において、左右が反対になった絵を描けばよい。

各分野の小問集合。標準的な知識問題や計算問題が中心であり、確実に正答したい。

（１）（２）夏は植物の光合成が盛んになるので、二酸化炭素濃度が低くなる。

（３）グリーンカーテンに適しているのは、ヘチマ・ゴーヤ・アサガオなどのつる性の植物。

（４）（５）植物の「蒸散」作用では、周囲から熱を奪う。夏の打ち水も同じ効果で気温を低くする。

植物と環境問題についての出題。二酸化炭素濃度の変化についてのグラフ・グリーンカーテンなど近年の中学入試で頻出の内容である。

（１）15÷115×100　より四捨五入して、約13％。

（２）30℃200ｇの水にホウ酸は13.6ｇ溶ける。20－13.6より、6.4ｇが溶けきらずに残る。

（３）溶け残ったホウ酸を溶かす方法についての選択問題。

（４）（５）水が200ｇのとき、ホウ酸は40℃では17.8ｇ、10℃では7.4ｇ溶ける。

17.8－7.4　より、10.4ｇのホウ酸が溶けきれなくなって出てくる。このように結晶を取り出す方法を「再結晶」という。

ものの溶け方についての出題。計算問題が中心だが、いずれも基本的な内容であり、しっかり得点したい。

（１）  カシオペヤ座・北斗七星など北の空の星は北極星を中心に回転して見える。

（２）（３）1時間に15度反時計まわりに動いて見える。2時間では30度回転する。　これは、地球が1時間に15度自転していることが原因である。

（４）北極星に対するカシオペヤ座の向きについての選択問題

（５）同じ時間に見ると1か月で30度反時計回りに動いて見える。これは、地球の公転が原因である。

（６）4か月120度動くので、4か月前の午後9時は④の位置に見える。③の位置は④の位置から反時計まわりに30度離れているので、2時間後の午後11時に見えたことになる。

カシオペヤ座の動きについての出題。星の日周運動と年周運動についての知識と計算問題。テキスト等で必ず学習する内容であり、その理解度が試される。

（１）棒の重さが1200ｇ、金属球の重さが300ｇなので、2つの支点が受けている力の和は1500ｇになる。

（２）①2秒後に金属球は支点1の真上にある。従って、300＋1200÷2　より、900ｇ。

  　 ②5秒後に金属球は支点1と支点2の真ん中にある。従って、1500÷2　より750ｇ。

（３）支点1で700ｇの力を受けているので、700－1200÷2　より、金属球の300ｇの重さのうち、100ｇが支点1にかかり、200ｇは支点2にかかることになる。

このとき、金属球は2つの支点を2：1に分ける地点、つまり、支点1から8cmの位置にある。（4＋8）÷2より、6秒となる。

（４）グラフを選択する問題。金属球がAからBに進むにつれて、支点1にかかる力は減り、支点2にかかる力は増えていく。

棒のつり合いについての出題。棒の重さを考えたときのつり合いの計算問題が中心。日頃の演習の成果を発揮しやすい内容になっている。