中学受験プロ家庭教師 鎌倉女学院中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

鎌倉女学院中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

鎌倉女子学院中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1次

受験の攻略ポイント

神奈川の女子最難関校。どの科目も解答数が多いため、標準問題が難なく解けるとともに、早く正確に解答する「処理能力」をみがいておこう。

算数 特定の分野に偏ることなく、多くの分野から出題されるため、どの分野もしっかり学習することが重要。
国語 問題文の長さと設問の多さゆえ、速く正確に読み取ることが徹底的に求められる。
社会 解答数が多い。「平易な問題」の中に突然「超難問」が現れることもあり、「スピード」と「処理能力」が求められる。
理科 全範囲から幅広く出題される。幅広い理科の知識と実験・観察問題に対する柔軟な思考が求められる。

算数の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

本校では、偏りなく多くの分野が出題される。まずは、どの分野でもきちんと学習することが必要である。ただし、終盤の大型問題をみると、速さ、規則性については特に重点的に学習しておくとよいことがわかる。

また、【大問1】で毎回出題される特殊な計算問題についても、十分対応できるようにしておきたい。

2022年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算問題 4分
【大問2】一行問題その1 6分
【大問3】一行問題その2 標準 11分
【大問4】数の性質 標準 8分
【大問5】立体図形 やや難 16分

国語の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

大問四つに漢字・言語事項と小説の読解・論説分の読解が割り振られている。文量は計7000~9000字ほど。総解答数は50前後。

記述問題は例年では3~5問ほど。その他は書き抜き問題が多く出されている。選択肢問題は五択だが、見分けやすいようにはなっている。漢字と言語事項で二割ほどの配点があるので、しっかり答えたい。

2022年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】漢字の書き取り 標準 大問二と合わせて5分
【大問二】ことばの知識 標準 大問一と合わせて5分
【大問三】小説の読解 標準 24分
【大問四】論説文の読解 やや難 16分

社会の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

大問3つに各分野が割り当てられ、総合問題が混在する場合もある。総解答数は70前後で、3分野がほぼ均等に出題されている。基本事項の問題が多いので、合格者平均点も高止まりの傾向にある。

問題数が多いこと、記述にいろいろな指定があることなど、本校の特徴によく慣れておこう。

2022年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】地理分野 標準 14分
【大問2】歴史分野 やや難 15分
【大問3】政治経済分野 標準 16分

理科の攻略ポイント

試験時間:
45分
満点:
100点

物理・化学・地学・生物の4分野から出題されている。近年の出題傾向を見ても、この4分野からほぼ均等に出題されている。過去の出題を見ると、物理分野で「力のつり合い」、化学分野では「水溶液」「気体の性質」、地学分野では「気象」「地層」「天体」、生物分野では「人のからだの働き」「植物」「動物の分類」などの出題が見られる。

標準的な問題が中心で、基本をしっかり固めておけば正答できる出題が多くなっている。

2022年度 第1次

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】 生物分野 消化酵素の働き 標準 12分
【大問2】 地学分野 地層 標準 11分
【大問3】 物理分野 ばねの伸び 10分
【大問4】 化学分野 気体の性質・気体の発生 標準 12分

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伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。

学校 鎌倉女学院中学校
偏差値 2023予測偏差値①49(四谷大塚80%)①41(サピックス80%)
併願校 フェリス女学院中横浜共立学園中中央大学附属横浜中・神奈川大附中・頌栄女子学院中が多く見られる。
*入試日程の変更にご注意ください
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低60%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が多く、四谷大塚・サピックス・早稲田アカデミーが続いている。
進学実績 横浜国立大・横浜市立大・東京外語大を始めとした国立大に20%、早稲田大慶應義塾大上智大に90%以上、MARCHに160%が合格している。
その他 高校での募集を行わない完全中高一貫校。古都鎌倉を通して日本を学ぶ「鎌倉学」がある。
基本情報 所在地 〒248-0014  神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-10-4
最寄駅 JR/江ノ島電鉄「鎌倉」徒歩7分
連絡先 ℡:0467-25-2100
沿革 明治37年に前身の鎌倉女学校が創立され、昭和23年より現学校名となる。
鎌倉女学院中学校

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