A　種子の発芽に関する出題

• 　　　問１　種子の発芽の条件に関する問題。調べたい条件以外は揃えることがポイント。
• 　　　問２　ヨウ素液が種子に含まれるデンプンと反応して青紫色になる。
• 　　　問３　種子の「胚」にあたる部分は、本葉・茎・根になる。
• 　　　問４　種子の発芽に必要な条件は、水・空気・適当な温度。
• 　　　問５　記述問題。種子のまま長く眠ることにより、都合の悪い環境をしのぐことができる。

Ｂ　人の呼吸に関する出題

• 　　　問１　呼吸により血液に取り込まれる気体は酸素。
• 　　　問２　肺では血液中の二酸化炭素と酸素の変換を行っている。
• 　　　問３　空気に含まれる酸素の割合は、吸う空気には約２１％、はく空気には約１７％である。
• 　　　問４　水蒸気も、はく空気に含まれ割合より吸う空気に含まれる割合が多くなる。
• 　　　問５　呼吸はろっ骨と横隔膜の動きで肺の体積を変えて行っている。

植物および人のからだの働きに関する知識問題。

Ａ問５の記述だけやや難しいが、他の問題は確実に正答したい。

　A　物の燃焼に関する出題

• 　　問１　ろうそくは、固体のろうが液体になり、それがさらに気体に変化したものが燃える。
• 　　問２　絵を描く問題。筒の下側に空気が入るすき間を作ることがポイント。
• 　　問３　泡消火剤は、燃えている物を泡で包み込み、空気と触れないようにしている。
• 　　問４　紙のなべでも燃えない理由は、なべの中の水がすべて蒸発するまで１００℃
• 　　　　　を超えないためである。

　B　水溶液の性質に関する出題

• 　　問１　記述問題。水溶液の臭いは、直接ではなく手であおぐようにしてかぐ。
• 　　問２　気体が溶けている水溶液は、塩酸・アンモニア水・炭酸水
• 　　問３　赤色リトマス紙が青色に変化することからアルカリ性だとわかる。
• 　　問４　固体が溶けているアルカリ性の水溶液であることから、石灰水である。石灰水は消石灰（水酸化カルシウム）が溶けている水溶液である。石灰石（炭酸カルシウム）ではないことに注意。
• 　　問５　記述問題。炭酸水と石灰水を混ぜると、白く濁る。これは反応してできた炭酸カルシウムが水に溶けないためである。

物の燃焼および水溶液の性質に関する出題。記述問題や絵を描く問題があるが、決して難問ではない。ここで思うように得点できなかった方は、水溶液の性質・指示薬の色の変化・燃焼の条件・ろうそくの燃焼などについて、テキスト等を使ってもう一度しっかり復習して欲しい。

A　川の流れの働きに関する出題

• 　　問１・問２　川の外側の方が、流れが速く深くなっている。
• 　　問３　流れの遅い川の内側は、堆積作用の働きで小石や砂が積もりやすい。
• 　　問４　粒の小さな砂が速く流されていく。
• 　　問５・問６　実験の結果は、川の外側の方が内側より流れが速いことを示す。

　B　月の動きと満ち欠けに関する出題

• 　　問１　２日の２２時１６分で出た月が沈むのは、３日の１２時８分であることに注意。
• 　　問２　日の出と月の出がほぼ同じ時刻である日が新月、１２時間近く差がある日が満月。
• 　　問３・問４　２０時頃に沈む月が三日月。１４時頃に南中する。

川の流れの働きおよび月の動きと満ち欠けに関する基本問題。確実に正答したい。

特に月の満ち欠けに関してしっかり正答できなかった場合は、地球の自転と月の公転の動きを確実に理解して欲しい。

A　電磁石に関する出題

• 　　　問１　①の方位磁針のＮ極の向きから②の方位磁針のＮ極の向きは判断可能。また　
• 　　　　　　は電磁石のＮ極を、右手を使って判別することによっても判断可能。
• 　　　問２　電磁石は、磁石の強さや極を変えることが可能。
• 　　　問３・問４　コイルの巻き数が多く電流の大きい（直列につないだ電池の数が多い）電磁石の磁力が強くなる。
• 　　　問５　電池を並列に増やしても、コイルに流れる電流の大きさは変わらない。

B　てこのつり合いに関する出題

• 　　　問１・問２　支点の左右で回転力（支点からの距離×重さ）が等しい時、てこはつり合う。
• 　　　問３　軽量カップの重さは、１００×２÷１０　より２０ｇ
• 　　　　　　また、５０×１０÷１００　よりバターを５ｃｍ右にずらすことにより小麦粉５０ｇをはかることができる。

Ａの電磁石に関する問題は易問。Ｂのてこのつり合いに関する問題も、つり合いの計算問題をしっかり行っていれば十分に正答可能。