中学受験プロ家庭教師 中央大学附属横浜中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

中央大学附属横浜中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

中央大学附属横浜中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第2回

受験の攻略ポイント

中央系列の共学校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、中央大学附属横浜の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。

算数 大型問題で頻出の平面図形・速さに関しては重点的に学習をしておく必要あり。
国語 長文を読むスピードは必須。記述は類似問題などで十分に慣れておきたい。
社会 リード文や資料文が多く、試験全体としての分量が多いため、スピードと手際の良さが求められる。
理科 テスト形式・問題形式に特徴があるため、そのポイントをつかんだ上でテストに臨みたい。

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
150点

本校の入試問題の形式は、はじめに計算と小問集合があり、残りは大型問題となっている。小問集合では幅広い分野から出題されているが、大型問題では、平面図形・速さに関する問題がよく出題されている。

大型問題で出題されやすい分野については、重点的に学習しておくとよいだろう。

2022年度 第2回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算と小問集合 14分
【大問2】速さ 標準 7分
【大問3】立体図形 標準 9分
【大問4】割合、調べ上げ やや難 15~20分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
150点

論説文・小説の読解が出題されている。漢字やことばの知識は読解と合わせて出されている。例年、素材文が15000字にもなり文量の多さが際立っている。

速読の能力が必須である。記述問題も2~3問の出題があるので、字数の近い類似問題で十分に慣れておきたい。

2022年度 第2回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】論説文の読解 やや難 28分
【大問二】小説の読解 標準 22分

社会の攻略ポイント

試験時間:
35分
満点:
100点

地理・歴史・政治経済各分野からの出題がある。問題数では政治経済がやや少なめである。
リード文や資料文が多く、試験全体としての分量が多くなっている。


スピードと手際の良さが求められる。記述問題が2題出されており論述タイプもあるので、他の学校の記述問題なども取り入れて練習量を増やしたい。

2022年度 第2回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】地理分野 やや難 13分
【大問2】歴史分野 やや難 14分
【大問3】政治経済分野 標準 8分

理科の攻略ポイント

試験時間:
35分
満点:
100点

「物理分野」…「電流」「熱の伝導」など1つのテーマにそって出題されるので、得意な分野が出た場合には大きなアドバンテージを得る。

本年度は「ものの運動」で、斜面上の滑り降りる運動だったが、後半に難度の高い設問が見られた。前半をしっかり正解することが大切。

「化学分野」…本年度は「食塩の結晶」で、大問4問中最もユニークかつ難易度の高い問題だった。ここも前半の設問を落とさないことが肝要。

「生物分野」…前年度は「呼吸の仕組み」に関する問題で、本年度は「植物と季節」について。例年生物分野は平易な問題が多く、得点源にしたい。

「地学分野」…「気象」「天体」などからの出題が多い。本年度も「太陽や月の運動」で、ほぼ基本的な知識だけで処理できる平易なものだった。

2022年度 第2回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】物理分野…ものの運動 標準 10分
【大問2】化学分野…食塩の結晶 標準 10分
【大問3】生物分野…植物と季節 8分
【大問4】地学分野…太陽や月の運動 7分

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伸びる受験生はどうしているのか?家庭でのサポートで親が気をつけるべきことは何か?勉強のサポートの仕方から親子の関係性など・・・ぜひ参考にしてください。

学校 中央大学附属横浜中学校
偏差値 2023予測偏差値 ➁男57/女59(四谷大塚80%)➁男51/女51(サピックス80%)
併願校 日本大学附属中学校、法政第二中学校、神奈川大附属中学校、慶応中等部が多く見られる。
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低62%はクリアしよう。出身塾別で見ると、日能研が最も多く四谷大塚、SAPIXが続いている。
進学実績 中央大学への内部推薦制度があり、一定の成績基準で推薦される。2017年の卒業生の約72%が内部推薦で進学している。また、推薦権を保持したまま国公立大学や中央大学にない学部のある私大への受験制度もある。
その他 社会を生き抜く基礎的な力と、相手を思いやり尊重する謙虚さを兼ねそろえた、知・徳・体のバランスの取れた人物形成を目指す。約35の部活動と同好会があり、活発に活動している。希望性で海外研修あり。
基本情報 所在地 〒224-8515 横浜市都筑区牛久保東1丁目14番1号
最寄駅 横浜市営地下鉄 センター北駅下車 徒歩7分
連絡先 ℡:045-592-0801
沿革 1908年、母体の横浜女子商業補習学校設立。2010年に中央大学の系属校化、2012年に共学化。
中央大学附属横浜中学校

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