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4年生の勉強法

早稲田アカデミー4年生の学習ポイント

小学4年生という学年は、本格的な中学受験勉強のスタートの学年であり、志望校合格へ向けた基礎学力をしっかりと確実にする時期です。早稲田アカデミー(以下、早稲アカ)でも中学入試カリキュラムの学習が開始されます。また、理科・社会の学習も始まります。全科目に共通しているモットーとしては、早稲アカは「基礎力」「思考力」「表現力」を偏ることなく、バランスよく育成することを最優先に重点を置くと同時に、お子様の家庭学習の習慣化を確立できるように、「学ぶ」ことの喜び、楽しみをお子様に伝えてゆきます。

 

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算数の勉強法

4年生は受験算数の基礎力を身につける

『中学受験は算数で決まる』と言っても過言ではありません。さらに、小学5・6年生の内容をしっかり理解し、学力を飛躍的に伸長させるためには小4年生のうちに基礎力をしっかり身につけなければなりません。つまり、小学4年生の学習内容の理解度と定着度が、将来の受験算数の実力を大きく左右するのです。

 

「予習シリーズ」で新単元の演習を行う

早稲田アカデミーでは、発展問題や授業演習によりお子様一人ひとりの理解度や定着度に目を配りながら、中学入試で必要とされる学力と思考力をバランスよく育てます。授業で使用する教材は「予習シリーズ」「シリーズ演習問題集」「シリーズ基本演習問題集」となります。予習シリーズは、新出単元の導入に際し使用するメイン教材です。例題と類題で新出事項の導入の演習を行い、基本問題と練習問題の演習を行います。教材への直接の書き込みを行わず、授業用ノートを用意し問題演習に取り組むことが重要です。

 

「計算テスト」で計算力を養成する

計算力の養成も重要です。計算ミス(ケアレスミス)は、学年が上がれば上がるほどその修正は難しくなります。時間的・精神的余裕が徐々になくなってくるからです。早稲アカでは、100分の授業時間のうち毎回、授業開始の10分間を使って「計算テスト」を行ないます。このような地道な積み重ねが、最終的に強固な学力の構築に不可欠であることはいうまでもありません。

国語の勉強法

すべての入試科目につながる「読解力」を養成する

読書習慣をつける

特に国語という科目は、全ての入試科目の問題内容を理解し的確に解答を作り上げることができるかどうかの重要なファクターである「読解力」を養成するために不可欠な科目です。その意味では、国語の学習は単に国語だけの成績向上をもたらすのではなく、入試科目全体の成績向上をも可能にする極めて重要な科目です。
そのためには、文章を「しっかり読むこと」であり、「優れた文章」をできるだけ沢山読むことです。このような習慣(読書習慣)は、学年が上がれば上がるほど行うことが難しくなります。時間的に余裕がなくなってくるからです。したがって、小学4年生のこの時期に、たくさん本を読み、文章に「親しむ」ことを常に心がけて下さい。そのような鍛錬が、短期間での成績向上に反映はされないかもしれませんが長い目で見たとき、確実に成績向上につながることは間違いありません。そのような盤石な国語力をいかにして身につけるかを見ていきましょう。

 

教材を活用して入試国語の基本を身につける

早稲アカにおける小学4年生の学習テーマは入試国語の基本である「正しく読む」「正確に覚える」「丁寧に書く」「こつこつと練習する」というスキルを、確実に身につけるようにするための計画的な学習習慣の確立です。具体的には、授業で使用する予習シリーズで予習・復習を繰り返し、家庭学習で「読むこと」「書くこと」にお子様の頭が慣れるようにしてゆきます。

また、早稲アカが提供する漢字や基礎事項(知識問題)を毎日学習できるオリジナル教材の活用も重要です。教材は、予習シリーズが主要教材です。内容的には、文章読解と知識学習となっています。丁寧に文脈を追って文章を読む練習を繰り返すと同時に、新出言語要素の導入と練習も行います。日々の学習習慣の確立のために、家庭学習用教材として日々の国語があります。毎回授業で行った該当回次の「言語要素」「漢字」の復習・練習・定着を図ることができます。日割りで計画的に無理なく学習できるようになっており、日々継続して地道に学習を維持してゆけます。

 

 

理科の勉強法

多くの知識に触れ理科の土台を作る

4年生では4分野全て(生物・地学・物理・化学)の土台を作ってゆきます。全科目の中で比較的同じ内容を繰り返し学ぶのが理科ですが、4年の教材にも既に本格的な知識が出始めています。一つ一つ意味を理解しながら覚えてゆきましょう。
メイン教材は「予習シリーズ」または「W-Basic」となります。予習シリーズは基本的に自習できるように書かれていますが、少し分かりにくいと感じる箇所がある時は、他の教材や問題解説で補いましょう。副教材はオリジナル教材の「練成問題集」「マスターノート」、四谷大塚の「演習問題集」「応用演習問題集」といろいろある中から、塾の担当講師の指示を踏まえて進めましょう。

まずはメインテキストを精読し、内容理解と重要語句暗記を済ませて問題にとりかかりましょう。4年生の理科では覚えるべき語句の数は決して多くないので、なるべく完璧を目指して下さい。問題演習は「予習シリーズ」や「W-Basic」「演習問題集」などを解いてゆきます。中学受験の理科は、理解し身につけるべき事項は特に多くはありませんが、出題される問題のバリエーションが豊富なので、同じ問題の反復よりはどんどん別の問題に取り組むことをお勧めします。

塾教材の他に、学習マンガや図鑑もお勧めです。学習マンガはあまり詳しいものよりも、楽しく読みやすい方が効果的です。また、確認のために親御さんが口頭で一問一答のテストをしてあげるのもよいでしょう。ほぼ月に1度の理科実験教室も良いですし、より身近なところでは自宅周辺で観察できる植物や昆虫、或いはスーパーの野菜売り場や鮮魚コーナーで得られる知識が問われる出題もあるので、この時期にいろんなものに触れて下さい。

 

社会の勉強法

地図やリアルな日本に親しみ関心を高める

早稲アカの4年生では、自然や産業について学び、地図にも親しんでゆく中で「地理」の土台を作ってゆきます。5年生で本格的に「地理」を学ぶ前の土台ではありますが、4年生の段階で覚えられるものはどんどん覚えていって下さい。メイン教材である「予習シリーズ」は適度な分量で読みやすく理解しやすくまとめてあります。是非繰り返し読み込んで下さい。副教材はオリジナル教材の「W-Basic」「練成問題集」、四谷大塚の「演習問題集」「応用演習問題集」といろいろある中から、塾の担当講師の指示があります。

まずは「予習シリーズ」を声に出して読み、出来るだけ地図帳も開いてみましょう。覚えるべき語句の数はまだ多くはありませんので、何度も書いて着実に覚えてゆきましょう。続いて予習シリーズの「要点チェック」や総合回の「練習問題」、また「演習問題集」などを解いてゆきます。コピーを取って書き込むか、またはノートに解いて誤答の問題に印をつけ、何度か繰り返しましょう。目安として各回4ページ程度の問題演習を行えば、一定の定着を図れます。

塾教材の他に、都道府県別にまとめた学習書や図鑑が理解と定着に役立ちます。また親御さんが口頭で一問一答のテストをしてあげるのも効果的です。ただ一番は旅行などで実際にいろんな日本の姿を目にすることが、関心を高める意味でも、覚えるきっかけを作る為にも、5・6年生で本格化する学習の大きな肥やしとなります。

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