日能研対策
女子Sさんの場合:
わからない問題はその場で解決!偏差値12UPで洗足学園に合格!
担当プロ家庭教師 | 渡辺先生 |
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プロ家庭教師の指導期間 | 小学校6年生7月~入試まで |
志望中学校(スタート時点) | 洗足学園 |
成績の推移 | 「日能研偏差値」 算数 50→60 |
わからない問題はその場で解決!偏差値12UPで洗足学園に合格!
スタート時
Sさんは、おっとりした性格で笑顔を絶やさない、とても印象の良い生徒さんで、第一志望校の洗足学園合格を目指して頑張っていました。6年生6月時点で、全国公開模試の算数偏差値は50。標準的な問題には対応出来るものの、少しひねった問題になると対応出来ない。特に苦手な単元の問題に対しては、完全に思考がストップしてしまい、それ以上のアプローチが全く出来ないというところをお悩みになっていました。洗足合格に向けて、問題の本質を捉える力をつけて欲しいとのご要望で、6年生の7月から算数中心の指導を開始しました。
指導内容
国語と社会はご両親が見て下さっていたので、私の指導は算数をメインに、必要に応じて理科をフォローする形で進めました。算数は単元を一通り終了し、その総復習が終わるまでは、塾の教材を中心に日能研のカリキュラムに合わせて学習をしました。9月中旬以降は、塾の内容に加え過去問の指導を開始。その後、過去問中心の学習にシフトしていきました。
家庭学習の改善
家庭学習では、主に苦手な単元や過去問などで間違えた単元に対して、別のプリントを私の方で用意して、出来るまで繰り返し復習してもらいました。出来ない問題はしつこく何度も解いてもらいましたが、Sさんは嫌な顔ひとつせず、真面目にこなしてくれました。
学習姿勢の変化と成績の推移
Sさんは素直な性格のため、苦手な単元も説明すると解き方をしっかり理解して、その先の問題の本質を捉えるということも徐々に出来るようになっていきました。元々計算ミスは少ない生徒さんでしたので、算数の成績も9月の全国公開模試で偏差値59まで上昇。その後50台で推移して、12月最後の模試で61.9まで上昇しました。その頃には苦手だった単元も一通り解けるようになっていたので、その後入試本番までの期間は慌てずに落ち着いて学習を進めることが出来ました。そして洗足学園に合格することが出来ました。
日能研生へのアドバイス
受験に必要な単元が一通り終わるのが6年生の7月のため、夏期講習でこれまでの総復習をすることになります。そこで解き方があやふやな単元や、新たな弱点分野が見つかると、夏休み中に総復習が終わらなくなってしまう可能性が出て来ます。そうなると、その後の学習が計画通りに進まなくなり、予定がどんどん後ろにずれ込んでしまいますので、通常授業時から(塾に通塾を開始した時から)わからない問題を放置ぜす、常にその場で解決する姿勢で学習を進めることが大切です。カリテで良い点数を取ることを目標に勉強をして、テスト後は必ず間違い直しをする習慣を付けておきましょう。そのことが6年生の後半に必ず活きてきます。