長文読解総合問題の他には、単語定義問題、適語選択問題、整序問題など出題形式は昨年と同様であり、この傾向は当分変わらないであろう。問題のレベルは標準的である。事前の準備としては標準的問題集をしっかり演習しておくことである。特に、難関校で出題された長文（５００～７００単語）は、１年間で１００問以上をしっかり演習できるような計画を立てることが重要である。

特に難問の類は出題されていない。上位校の受験生であれば一度は演習したことがある問題ばかりである。したがって、合格のためには少しのミスも許されない。標準問題の徹底した演習が必要である。

出題形式は例年通りである。また、その他の出題は資料の読み取り、知識問題、漢字の読み書き（１０題）となっている。比較的記述問題の割合が高い。事前に練習をしておきたい内容は、やはり記述力である。設問に沿って適切に記述問題に解答できるように、５０字前後の記述問題を最低でも５０～６０題程度演習して欲しい。