2024年度 高校入試変更情報(2023/9/25更新)
《私立高校》
募集停止
【広尾学園小石川】
国際(海外帰国)生以外の一般募集を停止。 国際生募集は継続。
共学化及び校名変更
【羽田国際】
蒲田女子が共学募集の「羽田国際」に校名を変更。現在のアドバンスキャリアコース(推薦10名一般15名募集)は特別進学コース(推薦・一般各20名募集)に、現在のグローバルキャリアコース(推薦・一般各40名募集)は総合進学コース(推薦・一般各72名募集)に変更。現在の幼児教育コース(推薦・一般各20名募集)はコース名の変更はなく、女子のみの募集も変わらないが、募集定員は推薦・一般各18名になる。
【自由学園】
自由学園は男子部・女子部並立の学校だったが、2024年度から共学募集に変更。
【明治大学附属八王子】
明治大学附属中野八王子は、「明治大学附属八王子」に改称。同時に、推薦・一般とも75名募集から85名募集とし、一般入試内に「一能者選抜」として、定員20名で単願優遇を新設。
学科・コース改編
【日本学園】
スポーツコース募集停止。
【神田女学園】
総合教養コース→キャリアデザインコース、国際教養コース→グローバルコース、高度教養コース→アドバンストコースにそれぞれ改称。
【駒沢学園女子】
英語クラス新設。
【文京学院大学女子】
コース統合により「スポーツ科学」が募集停止となり、「国際教養」と「理数キャリア」の2コースへ。
【郁文館グローバル】
米国名門高校Wayland Academyの卒業資格を取得できる「Honors」コースを新設。
【関東国際】
外国語科にフランス語コースを新設予定。
【芝国際】
難関選抜・特別進学を募集停止(最難関選抜のみ募集。推薦一般計35名に)。
【聖徳学園】
データサイエンスコースを新設25名・推薦入試なし、一般Ⅰ型2/10探求型データリテラシー試験+面接、一般Ⅱ型2/11新思考試験(対話型探求・SDGs探求・データ活用能力)+面接。
【東海大学菅生】
特進コース→特進PBLコース(仮称)に改称予定。
【目黒日本大学】
スポーツ・芸能コースを募集停止(選抜・N進学コースのみ募集)。
【安田学園】
進学コースを募集停止(S特・特進コースのみ募集)。
【横浜創英】
普通コースを募集停止(特進・文理コースのみ募集)、特進・文理コースの一般入試はオープン入試のみに変更(入試相談の単願・併願扱い取りやめ、なお両コースとも推薦は実施)。
【国府台女子学院】
英語科を募集停止。
【栄北】
「特類」→「特類S」、「Ⅱ類」と「Ⅰ類」→「特類A」にそれぞれ改称。
【西武学園文理】
普通科グローバル特進クラス、グローバル総合クラスを新設。難度別にグローバル選抜、グローバル特進、グローバル、グローバル総合の順になる。
進学推薦枠の拡大
【香蘭女学校】
2025年度より立教大学への推薦進学枠を、従来の97名から160 名に増員。160名は学則定員数と同数。
《国立高校》
【筑波大学付属駒場】
通学区域を拡大。さいたま市、船橋市、厚木市などに広がる。
《公立高校》
〈東京都〉
【2024年入試より男女別定員を全面廃止】
2022年(令和4年)入試では、男女別定員を定めている都立高校(109校)全校において、男女それぞれの定員の10%を男女合同とする男女別定員の緩和措置を実施し、2023年(令和5年)入試では、男女別定員を定めている都立高校(108校)全校において、20%を男女合同とする男女別定員の緩和措置を実施した。これらの緩和措置の実施結果を踏まえ、2024年(令和6年)入試から男女合同選抜へ移行。
【工業系4校の改編】
科学技術高校は科学技術課の一部を改編して想像理数科とする。中野工科に食品サイエンス科、杉並工科にIT・環境科、北豊島工科に都市防災技術科を新設する。
〈神奈川県〉
【入試】
・インターネット出願を導入。
・共通選抜で必須とされた面接が特色選抜に移行し、全校実施ではなくなる。面接は生徒1名で約10分間の個人面接。面接実施校では出願時に「面接シート」(一部に学校独自の別書式の場合があり)の内容をふまえて実施。「入学希望の理由」「高校での学習活動、学校生活に対する意欲」「高校での教科・科目以外の活動に対する意欲」「学校・学科等の特色理解」「将来の展望」などが質問され、「面接の態度」も評価される学校がある。実施校はクリエイティブスクール各校と舞岡、上矢部・全科、市立橘・普通、同・国際、愛川、横浜旭陵、麻生総合、市立横浜商業・国際学、厚木北・スポーツ科学、横須賀南・福祉、市立川崎・福祉、同・生活科学、吉田島・全科、商工・全科、藤沢工科、中央農業・全科、市立横浜総合、横浜明朋、相模向陽館。
【統合】
厚木東と厚木商業を統合して、普通科・総合ビジネス科併設の「厚木王子高校(仮称)」に転換する予定。
〈千葉県〉
【入試】
選択問題をマーク方式にする、デジタル採点システムによる記述問題の2系統採点の実施、採点のための臨時休校日を認めるなど、採点体制の改善を図る。
【改編】
匝瑳が普通科・理数科から総合学科に改編。
【コース設置】
・教員基礎コース設置:国府台・成東・大多喜
・保育基礎コース設置:鎌ヶ谷西
・医療系コース設置:小見川
・グローバルスクール認定:松戸国際
・理数教育拠点校指定:(県)船橋
・農業経営者育成に関するコース設置:茂原樟陽
・起業家育成に関するコース設置:千葉商業
・観光に関するコース設置:一宮商業
・コンソーシアム設置:松戸向陽
・先端ITコース(仮称)設置:袖ヶ浦
・通信制協力校指定:銚子商業
〈埼玉県〉
【募集停止】
和光、岩槻北陵、皆野、鳩山、八潮、浦和工業の6校が募集停止の予定。なお、この6校は、それぞれ2026年度から新校扱いで和光は和光国際と、岩槻北陵は岩槻と、皆野は秩父と、鳩山は越生と、八潮は八潮南と、浦和工業は大宮工業と統合することになっている。
情報提供:森上教育研究所、安田教育研究所(五十音順)