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東京慈恵会医科大学(医・医) 合格

どの先生も自分に合ったプランを考えてくれました

  • 出身校 慶應義塾女子高等学校 卒
  • 担当教員 圓井先生/中尾先生/宮本先生
  • 受講科目 英語/化学/数学

合格校

・日本医科大学(医)
・昭和大(医)
・国際医療福祉大学(医・医)

合格者インタビュー

Q.家庭教師を開始するまでの状況

医学部を目指そうと決めたのは、高3の夏頃です。附属校に通っていたので、進学先の学部を考える時に、他の学部ではしっくりとこなくて、代わりに小さな頃からの夢だった「医者になりたい」という気持ちが強くなりました。
それまではテスト前に友達と慌てて勉強したり、部活に励んだりと、勉強はしっかりしていませんでした。高校から医学部への内部進学枠は学年5人ぐらいしかいけない狭き門だったので、全然手が届きませんでした。
英語は得意でしたが、感覚的に答えていた部分も多く、和訳などの記述では、理解はしていても点数に繋がらないことが多かったです。他の科目、特に数学は本当に苦手で点数は全然取れませんでした。

Q.家庭教師を依頼した理由

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  • 大手予備校にも通いましたが、自分には大人数の授業は合わず、成果が出せない状態でした。基礎が抜けていた部分もあり、大人数に向けた授業ではなく、個別に対応してくれる授業が自分には合っていると感じたので、1対1である家庭教師に依頼しました。

Q.それぞれの印象や感想

<宮本先生>

「体験授業で様子を見た時に、数学はものすごく苦手だと感じました。当初は偏差値も低く、医学部レベルに立ち向かうのは難しいかなと。指導開始がもう秋だったので、時間も限られているし、できることを増やしてある程度まで完成させるしかないかなと思っていました。」
「でも、授業を始めてみたら凄いんです。頑張りが尋常じゃない。普通の子が10カ月かかることを2~3ヶ月で終わらせてくれたんです。基本も嫌がらずにしっかりと行って、苦手な科目なのに宿題も毎回しっかりと取り組んでくれる。素晴らしい。予定より早く終わったので、各校の過去問を5年分ぐらい、ひたすらに解きました。最後の方は与える課題の量もかなり多く、相当ストレスだったんじゃないかな。でも、それを跳ね返してくれました。近年稀に見る努力家。結果はついてきて当然だったと思います。」

<本人>

「宮本先生は、地道な作業に付き合ってくれました。わからない問題を一つ一つ丁寧に解説をしてくれて、私がわかるように説明の仕方を変えてくれました。数学は、白紙から答案を作り出さなければならないけれど、その方法を1から教えてくれました。課題もストレスにはなっていなかったです。課題は『やらなければならないこと』なので、やらないという選択肢がない。」

<宮本先生>

「どちらかというと、やらないことの方がストレスになるタイプだよね。本当に真面目。」

<圓井先生>

「近年稀に見る努力家、というのは本当にその通り。私は、どんな生徒にも宿題はかなり多く出すようにしていて、7~8割行っていたら優秀な方。でも彼女は、100%行うのは当然で、むしろもっと苦手な和訳の宿題を出して欲しいと希望を出してくる。」
「英語は元々学力が高く、マーク方式なら高い段階までできあがっていました。
問題は記述。単語の意味など、細かいところに今一つ甘い部分があったので、単語帳をやるように言いました。最初はあまり乗り気でなかったようですが、ある時にこのままじゃ伸びないと感じたのか、ガラッと自分を変えて1から暗記してほぼ完璧に覚えた。その上で熟語帳も行った。この歳の子が、自分を変えるっていうことは相当大変なこと。それでも、ゴールの為に自分を変えられる子なんです。」

<本人>

「圓井先生は、答えが違うのでは?と納得できない問題をしつこく聞いても嫌な顔せず、ずっと付き合ってくれて嬉しかったです。英語は感覚的に理解していた部分が多く、どうしても和訳など記述で点数を落としてしまっていました。でも単語帳をやってみて、やっぱり甘い部分があったなと実感しました。」

<圓井先生>

「理系科目が苦手だと聞いたので、『そっちは大丈夫?』と確認したら、『それはやるので大丈夫。だから英語ももっと課題を出して欲しい』と、しっかり答えてくれました。受験生にありがちな波がない。常に右肩上がりというか。自己分析力が普通ではない。相当な努力家です。」
「自己分析力の高さが伺えるエピソードのひとつですが、過去問の反省を毎回文字にしてメモを残しているんです。しかも大学別、科目別でノートにまとめている。反省をする受験生は多いですが、一度口にするだけで結局忘れてしまう生徒が殆どです。彼女は、見返すことができるように文字に残している。英語では単語単位でこれを行っている。自己管理がずば抜けています。本当に素晴らしい。」

Q.家庭教師の授業を開始して変わったこと

どの先生も、自分に合ったプランを考えてくれました。
先の見通しを示した後、次回までに何を行うのか指示してくれて、自分は勉強をするだけでよかったのが本当に助かりました。 集団塾だと、勉強のスケジュールや、いつ過去問を始めたらいいのか、いつまでにどこまで終わっていないといけないのか、など、自分で考えて行動しないといけず、私はそれが苦手でした。
夏までは勉強方法も手探りで、勉強のスタイルが確立したのは、秋に宮本先生の授業がスタートしてから。先生方が道を的確に示してくれて、『後はやるだけ』の状態にしてくれたことが大きかったです。

Q.オンライン指導の感想

化学の中尾先生とは、ずっとオンラインで授業を行っていました。オンライン授業自体は、向き不向きもあると思いますし、先生の性格にもよると思いますが、中尾先生はとにかく凄く真面目。事前に課題を送ってもらって、授業中に答え合わせと解説という授業スタイルだったのですが、本当に2時間ずっと授業。雑談がなくて、ずっと勉強。一緒に解くよりも時間を有意義に使えたと思います。
授業までに見ておくべき教材なども事前に送って貰えて、私には合っていました。また、ipadを使っていたので、GoodNotesというアプリを使って、授業内容や教材をデータ化できたことがとてもよかったです。

Q.進学先(大学)で何を学びたいか

医学の中で、興味があるのは小児医療です。身体の仕組みに興味もあったし、何よりも人の役に立つお仕事ということで、小さな頃から漠然と「お医者さんになりたい」という気持ちがありました。親族に医療系に携わるが人がいるわけでもないのに、自分でもなぜかは分からないのですが。
でも医学以外の世界にも興味を持ちたいと思っていて、インターンシップにも行ってみたいです。ベンチャー企業に行ってみたりとか。姉が凄く楽しそうだったので、私も経験してみたいと思っています。

Q.これから受験する後輩たちへアドバイス


自分がどんなタイプなのかを知ることが最も大切だと思います。
大手塾か個別か、家で集中できるのか自習室に行かないとダメなのか、私のように睡眠が足りなくなるとダメになるタイプなのか、など。自分のことをよく知って、管理することが大事。
私も計算ミスが多かったけれど、どういうミスなのか、どうしてミスをするのかをひとつひとつ分析して改善策を考えていきました。 具体的には、「この試験はこれぐらい取れたらいいな」と事前に頭に入れてからテストを受け、ミスをしてもいいところ、落としてはいけないところをしっかりと意識しながら問題を解きました。

落とせないところは計算を2回行い、取れるところを確実に取る。全部間違えてはいけないと思うと力が入りすぎてしまい、逆にミスが多くなっていたので、この方法が自分には一番合っていたと思います。

Q.その他

<圓井先生より>

「あまりにも宿題など期待に応えてくれるので、物理的に寝る時間が取れているのか心配になって、本人に『しっかりと寝ているか?』と確認したことがあります。そうしたら、『毎日6~7時間は必ず寝ている』と。自分が短眠なので、どうしたらそんなに寝られるのかと聞いたら、①お風呂に必ず浸かる ②お肉を食べる の2つがポイントだと教えて貰いました。私もしっかりお湯に浸かるようになったら、少し眠れるようになりました。

<本人>

「睡眠時間はしっかりと確保していました。夜は12時をまたいだら寝るようにして、朝はアラームだけでは起きられないので母に起こしてもらって。寝ていないと頭が働かないタイプで、眠くなると全然進まないんです。そういう時は昼寝を挟んだり、寝る時間が遅くなってしまった日は、起きる時間を遅くしたりして、睡眠時間は調節していました。この安眠方法は本当におすすめで、自信もあるので試してみてください。」

合格体験記

Q.プロ家庭教師を始める前の状況と、自覚していたご自身の課題は?

全科目において何から手をつけてよいかわからなかった。
受験を決意したのも遅く、付属校に通っていたため医学部受験の現実と厳しさを全く理解していなかった。
そのため、自分の立ち位置や自分の学力と志望校合格に必要な学力の差が分からず、効率の悪い勉強をしていた。

Q.上記を克服する上で、プロ家庭教師がどのように役立ちましたか?

課題や学習計画を細かく設定してくれたので、私がやるだけの状況をつくってくれた。
無駄なく、効率よく勉強することができ、勉強に集中することができた。また、「理解する」だけでなく、本番で「解ける」ようにしてくれた。
先生方の力なしには合格できなかったと強く思う。

Q.これから大学受験に臨む後輩へ、アドバイスを一言

受験は時間が限られている内でどれだけ効率よく勉強するかが大事だと思う。
また、合格最低点に余裕をもって合格することを目指した方が良い。
家庭教師の先生に習っても受け身ではなく、積極的に学ぶ。自己分析をしっかりとする。

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