青山学院大学 理工学部 A方式の英語
入試対策と勉強法
青山学院大学 理工学部 A方式の英語
ここでは、青山学院大学の理工学部を目指す方に対して、英語の試験の出題傾向や試験合格のための勉強法、さらに、おすすめのテキストをご紹介いたします。なにから始めればいいのかわからない、効率的に勉強したい受験生は、ぜひ参考にしてください。
青山学院大学理工学部 英語(A方式)試験の出題傾向とは
出題範囲(分野)
2021年度は大問5題で、大問1は長文読解(下線部和訳あり)、大問2は英英辞典の定義文に基づく語彙記述問題、大問3は文法語彙問題、大問4は会話文問題、大問5は語句整序問題でした。
出題量と時間配分
試験時間は80分で、大問5問を解くことになります。
大問1の長文問題が重たいので、これを最後に回すのが一般的でしょう。大問2〜5を先に解くとして、各10分配分して計40分です。大問1に30分かけても10分余ります。
出題形式
長文は内容一致、主題、空所補充、指示語が指すもの、正誤問題、さらに英文和訳など、出題形式は多様です。
語彙問題は、英文で出された定義に合う英単語を記述する形式です。綴りの知識が必要な点は注意です。文法・語法問題は穴埋め。並べ替え作文は、センターと同じく、並べ替えたうえで指定の位置の単語を答えるものです。特に珍しい形式を取っているわけではありませんが、形式が豊富なのが特徴です。
解答形式
長文読解の英文和訳、語彙問題の定義に合う英単語を答える問題が記述式である他はすべて選択式です。
長文読解問題の設問リード文が英語であるが、特に難しいわけではないのであまり気にする必要はない。
青山学院大学理工学部 英語(A方式)試験を攻略するための勉強法
単語
英文で出された定義に合う英単語を答える問題があり、難度の高い単語を聞かれているわけではありませんが、形式に慣れておくことは必要です。また、普段の単語学習で綴りまでチェックしましょう。
英英辞典などを普段から使うまでのことはありませんが、過去問などで慣れておくと良いでしょう。
文法・構文
文法・構文について、難度は標準的なものであり、基礎をしっかり身に着けていれば十分対処可能です。長文、会話文の中で文法・構文が問われていたりします。
並べ替え作文でも構文は必ず使用するので、下に挙げる文法・構文問題集を一冊きっちり仕上げることが必須です。
長文読解問題
文章の難度自体は標準的なものですが、試験時間に比して相当長いので、速読の力をつけておく必要があります。とは言え速いばかりでなく、正確に読むには一定程度の精読能力も身に着けておくことは重要です。先ずは構文をしっかり身に着けましょう。その上で、意味の切れ目で文章を切って読むスラッシュ・リーディングを身に着けましょう。
意味の切れ目でブロックに切り分け、いちいち日本語に訳すことなく、前から順に読み流してゆきます。段落ごとに何が書いてかったか内容を整理しておくのも、一つの手です。
会話文問題
会話文に関しては、話の流れをしっかり見極める読解力と、文法・構文力があれば十分対処可能な問題です。
特に口語表現を学習する必要はないかと思いますが、やっておくに越したことはありません。
並べ替え作文問題
構文をしっかり身に着けていれば十分対処可能です。日本語の意味から、使われている構文を想起し、それを核として残りを組み立てます。センター試験に形式、難易度共に準じているので、センター過去問を解いてみるのはよいでしょう。100-150文程度、英文を暗唱すると良いでしょう。
推奨テキスト
ここからは、勉強に役立つテキストをご紹介します。テキストには相性がありますので、できるかぎり書店で手にとって確かめることをおすすめします。
ここではテキストを単語編、文法・構成編、長文読解編、並べ替え作文編、会話文編に分けてご紹介します。
単語
(1)『速読英単語 [標準編]』(Z会)
学校で使っている単語集があればそれでよいでしょう。標準編レベルは必須です。
(2)『ターゲット1900』(旺文社)
文法・構文
(1)『ネクステージ』(桐原書店)
(2)『英語頻出問題総演習』(桐原書店)
(3)『スクランブル構文とイディオム』(旺文社)
文法、構文、イディオム、語彙をまとめた定番問題集です。このうちどれでもいいが、数度にわたって反復練習し、すっかり自分の知識として使えるレベルまで習熟することが必須です。
(4)『英文法・語法問題ベスト400』(旺文社)
入試で頻出する文法・語法問題を選択した問題集です。(1)、(2)、(3)ほど網羅的ではありませんが、コンパクトに勉強したい場合はこれをこなしましょう。
(5)『フォレスト』(桐原書店)
文法事項に関する辞書代わりに使い、一旦身につけた文法知識を整理するのに用いるとよいでしょう。
長文読解
(1)『英文解釈の技術100』(桐原書店)
英文の構造を理解し、スラッシュ・リーディングを身に着けるために有益です。
(2)『やっておきたい英語長文 500・700』(河合出版)
500は400~600字の標準レベル、700は600~900字のやや難レベルです。
(3)『大学入試よく出るテーマ読み解き英語長文 500・800』(旺文社)
500は400~600字の標準レベル、800は700~1300字の難レベルです。(2)、(3)ともに標準レベルがすんなり読めるようになるのが目標です。
並べ替え作文
(1)『英語整序問題200』(ピアソン桐原)
(2)『英語整序問題精選600』(河合塾出版)
センター試験に形式、難易度とも準じているので、センター試験の過去問を数年分解いてみる程度で十分対処可能と思われるますが、必要とあればこれらをこなしましょう。
☆暗唱用例文集としては、『英語の構文150』や『ドラゴンイングリッシュ』を使うと良いでしょう。
会話文
(1)『英会話問題のトレーニング』(Z会出版)
必ずしも会話に特化した学習が必要ではありませんが、もし不安があるようならばこの問題集の第3章、会話形式の長文読解をやるとよいでしょう。
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