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明治大中野八王子高等学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2017年度「明治大中野八王子高等学校の国語」
攻略のための学習方法

解法

「明中八王子の国語」で勝利するための基本は、「解法」をいかにうまく使うかということだ。「解き方」が安定しなければ、「得点力」はアップしない。
「論説文」(説明文)と「小説」「随筆」、それぞれに応じた独自の「解法」。そして、全てに共通する「解法」。それらを体系的に理解して定着させ、応用できるようにしなくてはならない。
そこで肝要なのは、「復習」の仕方だ。「答え合わせ」をして「解説」を読み納得した。問題はその後だ。
「考え方のプロセス」を「トレース」することが必須。万一、「トレース」できないとすれば、そのこと自体が問題になる。
「解法」が定まっていない証だからだ。
そして、「間違った問題」こそ宝の山だと認識すること。「解き方のプロセス」のどこで誤ってしまったのか? その「分岐点」をしっかりと確認して頭に刻み込んでおくことこそが、同じ間違いを繰り返さない秘訣になる。
さらに、いくつもの練習問題を通じて同種の設問に共通する「解き方のプロセス」を身につけたい。それが「解法」となる。
そうして理解、習得したものを書き留めた自分自身の「解法ノート」を作成しておきたい。解き方に迷ったらそのノートを確認して、確実に応用できるようにしておくこと。繰り返すことで、やがて自然と「解法」を用いて解くようになるはずだ。

知識

前述のとおり、あらゆる分野からの「直接出題」があり、「本文読解」等でも必然的に問われることになる明中八王子の「総合的知識問題」。いかなる「攻略法」があるのか?

 「国語的知識」は幼少期からの蓄積、故に「15の春」を前にした今ではもはや手遅れ。確かに、そうした側面はある。だが、そこで思考停止してしまっては「ジ・エンド」。今からでもできることは、ある。
先ずは、「己が実力」を悟ること(「己が」=「おのが」が読めなければ既にヤバイと自覚せよ)。過去問を解いてみて(少なくとも5年分以上)、「5割未満の正答率」だったら「中学入試レベル」からの再スタートだ(分かっていると思うが、「中学入試」を馬鹿にしてはいけない。上位校では「高校入試」どころか「大学入試」のレベルに達する)。

「5割超の正答率」でも無論、不断の努力は欠かせない。要は、地道な努力、日々の積み重ねあるのみだ。
さらに、「口語文法」も侮ってはいけない。直接出題されているし、「記述」にも不可欠だ。
日本語として「文法」的に「正しい文」でなければ「減点」されるし、そもそも内容が正確に伝わらない。特に、「文節の相互関係」や「付属語」(「助詞」「助動詞」)の「意味・用法」は確実に定着させておくことが重要だ。

なお、「知識」強化用のテキストとしては、「高校入試 でる順ターゲット 中学漢字・文法630」(「文法」含む)や「高校入試 でる順ターゲット 中学漢字」(共に旺文社)などが推薦できる。
また、残念ながら「中学入試レベル」から再スタートの場合は、「四谷大塚」の「四科のまとめ『国語』」(HPから購入可能)等がオススメ。

速読

大学入試にも匹敵するボリュームの問題文を読まなくてはならない。
本年度は何と9700字。解答時間は50分。当然、「速読」が求められる。
しかし、設問を解くために読むのだから一般的な「速読術」を使うわけにはいかない。やはり、文章に応じての「速読」のコツを習得しなくてはならない。

「論説文」(説明文)であれば「Nの法則」。意味段落の「序論」「結論」は「論旨」が述べられているので確実に読み、「本論」は「段落相互関係」に着目しながら「各形式段落」の「最初」と「最後」を中心に読み進める。
「小説」「随筆」は、「場面分け」をしながら新たな「登場人物」をチェックし、「心情表現」を拾って素早く読んでいく。
その上で、とにかくできる限り数多くの過去問の文章を読むことだ。明中八王子に限らず、他の学校の入試問題も読んでおきたい。練習あるのみ。そして、最終的には分速700字以上(できれば750字近く)で「速読」できるようにしたい。

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2017年度「明治大中野八王子高等学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

大問「小説」、出典は住野よる「また、同じ夢を見ていた」(文字数約5000字)。

小問は全11問(解答数16)。「抜き出し」(全6問。「空所補充」あり)、「選択肢」(「不適切」あり)、「説明記述」(「字数指定あり」2問と「字数指定なし」1問)、「語句記述」(漢字の読み)。問題文は6分半ほどで読み切り、設問を20数分で解きたい。

大問「論説文」、出典は佐伯啓思「学問の力」(文字数約2800字)。

小問は全7問(解答数15)。「抜き出し」(全11問。「空所補充」あり)、「選択肢」(「総合的知識問題」のみ)。問題文は4分弱で読み切り、設問を17~18分で解きたい。

【大問一】

  • 時間配分:

友達のいない「私」が出会った様々な人たち――リストカットを繰り返す女子高生「南さん」、皆に罵られている「アバズレさん」、ひとり静かに余生を送る「おばあちゃん」……、そんな自分より年上の「ともだち」との会話の中で何かに気づき成長していく「私」の物語。

本文では、「幸せとは何か?」について、「ともだち」と色々な会話をする様子が描かれている。内容は分かりやすいが、「状況」や「心情」の読み取りで苦労するものがある。また、「文脈」からの「難読漢字の読み」というユニークな問題も。

以下、いくつか考えてみよう。

[問一] 「内容説明の空所補充抜き出し」(全2問/「字数指定なし」と「11字指定」)。

傍線部①「昨日南さんに教えてもらったこと」について、「内容を具体的に説明」した「『( A )』に出てくる(  B  )」の空所に「あてはまる言葉」を抜き出して答える。ただし、(  B  )は「十一字」で抜き出すこと。「抜き出し」では、「抜き出すべき内容」を特定した上で「抜き出し範囲」を絞っていくことが鉄則。

先ずは「内容」だが、「(私が)昨日南さんに教えてもらったこと」の「具体的説明」だ。「手がかり」を「傍線部(空所部)一文一部の法則」(「傍線部(空所部)が一文の一部分だった場合、傍線部以外が重要」という「重要解法」)で探す。直後に「誰かに話したかった」とある。そして、前文には「荻原君に話しかけることにした」とある。

つまり、「抜き出すべき内容」は「荻原君」に「話した」ことだ。次に「範囲」、「直前直後直後」が第一候補だ(「小説」では「同一場面」の「直前直後」に「手がかり・ヒント」がある)。

確認すると、「荻原君」との「会話のやりとり」の後の「地の文」に、「昨日南さんに教えてもらったバオバブの話やバラの話を、……荻原君に話しました」とある。したがって、(  B  )の「答え」は「バオバブの話やバラの話」で確定だ。で、『( A )』にあてはまるのは、2人の「会話のやりとり」に出てくる「本の題名」、『白い象の伝説』か『星の王子さま』なのだが、前者については「私も読んだわ」とある。「南さんに教えてもらったこと」なのだから当然、「答え」は「星の王子さま」だと分かるはずだ。

本校合格の鍵となる「抜き出し設問」、「内容」→「範囲」→「確認」と順序立てて解いていくことが肝要だ。

<時間配分目安:2分半>

[問四] 「換言内容説明抜き出し」(「16字」指定)。

傍線部④「私は難しい気持ちで迎えます」について、「『私』が楽しみだけれど頑張らなければならない」ということ以外に、「難しいと感じていることがわかる言葉」を「十六字」で抜き出して答える。

先ずは「何」を「難しい気持ち」で迎えるのかを確認したい。直前から、「国語の授業の時間」だと分かる。「抜き出すべき内容」は、示されていること以外での「難しいと感じていること」だ。「抜き出し範囲」は無論、「同一場面の直前直後」。確認していく。直後に、「「『私』が楽しみだけれど頑張らなければならない」ことが説明されており、続けて「私は……頑張って立ち向かえるタイプだけれど、中には身がすくんでしまう子もいます。隣の席の彼がそう」と、「難しいと感じていること」が暗示されている。

さらに、その「彼」、「桐生くん」とのやりとりの後に「桐生くんがペアで大丈夫なのかしら、私は冒険をともにする仲間に不安を覚え始めました」とある。まさに、ここだ。「私」は頑張れるけど、「仲間に不安を覚え始め」たわけだ。

したがって、「字数」からすると、「桐生くんがペアで大丈夫なのかしら」が「答え」となる。「設問」と「文脈」を的確に読み解いて、「抜き出す」ことが肝要だ。

<時間配分目安:1分半>

[問五] 「指示語換言記述」(「漢字1字」指定)。

傍線部⑤の「この人」とは、この場合「『何』のことか」を「漢字一字」で答える。典型的な「指示語問題」なのだが、この問題文、何か「違和感」がないか? 「この人」であれば、「誰」と問うのが普通ではないか? それが「何」となっている。ということは、「人」ではないと気づきたい。

「状況」を確認する。ここは、「私」と「南さん」との「会話のやりとり」の場面で、確かに2人以外には「人」はいない。では、「この人」とは「何」か? 「同一場面」には、「尻尾の切れた彼女」「(南さんの)足の上に乗った黒い彼女」「南さんの膝の上の彼女」といった描写がある。ということは、「この人」=「彼女」なのだから、「答え」は「猫」だと判断できるはずだ。

「設問内容」に対する「違和感」や「気持ち悪さ」といった「感覚」は大きな「手がかり」に結びつくので、「設問」は「感覚」を研ぎ澄ませて読み解きたい。尚、直接的な「指示語問題」でない場合でも、「指示語は即開く」ことが肝要だ。

<時間配分目安:2分半>

[問七] 「条件付き理由説明記述」(「字数指定」なし、「10字ほど」の解答欄)。

傍線部⑨「南さんの言葉を止めてしまったのは、私です」について、「なぜ南さんは話をやめてしまったのか」を説明する。「条件」は、「『私が』という言葉に続くように答える」こと。「状況」を捉えたい。直後に「ついに、南さんに私の目を見られてしまったのです。私の目が言葉を止めたのです」とある。「目が言葉を止めた」とはどういうことか? 

さらに確認していくと、「南さんは私の顔を見て、……ハンカチを取り出し、私にくれました。私は、すぐにそれを使います」と続いている。「南さんに私の目を見られてしまった」⇒「ハンカチを」「私にくれました」⇒「私は、すぐにそれを使います」=「私の目」には「涙があふれていた」ということが分かるはずだ。

よって、たとえば、「(私が)泣いてしまったから。」とった「答え」になる。様々な「要素」を組み合わせて考えていくことが重要だ。

<時間配分目安:1分半>

[問十一] 「条件付き難読漢字の読み」(全4問/各「ひらがな」指定)。

傍線部⑦「雑じらせました」/⑧「経つ」/⑩「頷きます」/⑪「瞑って」、それぞその「ここでの読み」を「ひらがな」で答える。「条件」は、「前後の文脈や意味を考える」こと。⑧「経つ」=「答え」は「た(つ)」、誰でもすぐに分かるはずだが(分からなかった諸君は要特訓)。他はなかなか手強い。⑩は「私はじっと見てこくんと頷きます」とあるので、なんとか、「答え」は「うなず(きます)」だと判断したい。⑦は「声に溜息(ためいき)を雑じらせました」となっている。「文脈や意味を考える」と「声に溜息が含まれていた」⇒「まざっていた」と捉えられるので、「答え」は「ま(じらせました)」と特定できる。

ちなみに、「雑」は「音読み」=「ザツ」「ゾウ」で「訓読み」=「ま(じる)」「ま(ぜる)」だ。そして⑪、「私は、じっと目を瞑って考えました」⇒「目を~って考る」といえば、そう、「答え」は「つぶ(って)」だと分かるはず(「つむ」でもOK)。それぞれの「漢字単体」では難しいが、「条件」を「手がかり・ヒント」と考えれば、解くことができるようになっている。いずれにしても、本校では「高度な語彙力」が求められていることは心せよ。

<時間配分目安:2分>

【大問二】

  • 時間配分:

「学問」は現実に対してますます力を失っているが、「知の芸能化」や「専門主義化」を克服するにはどうすべきか――それには「普遍性」の追求と同時に「故郷」を持つことが大切だと提言している。本文では、「文明」は「普遍化」するが「文化」は「普遍化」しないと指摘した上で、「頭で考える」意識的な思考だけではなく、「こころで考える」無意識の思考が必要だと論じている。

「哲学論」ではあるが、内容は比較的理解しやすい。「総合的知識問題」以外全て「抜き出し設問」という、本校の本領発揮といった大問

以下、いくつか検討してみたい。

[問二] 「指示語換言抜き出し」(全2問/「15字以内指定」と「5字ほどの解答欄」の「字数指定なし」)。

傍線部②「そこ」/④「これ」が「指し示す内容」を、それぞれ抜き出して答える(④は「十五字以内」)。先ずは②から、「傍線部(空所部)一文一部の法則」で前後を確認すると、「それは、そこに、日本の独特のセンスや、歴史的に作り出され、継承されてきた『何か』があるからで、それはそう簡単には普遍化できるものではないからです」となっている。ややこしい文だ。

「そこ」の直前に「それ」という「指示語」がもうひとつある。「文脈」を正確に読み取り、つながりを精査しないと特定できないので注意すること。「それ(は)」→「簡単には普遍化できるものではないから」、「そこ(に)」→「『何か』がある」というつながりに注意して、それぞれの「指示語」を開いていく。「前文」は「日本の伝統のひとつである茶道や華道は、……容易には世界中に拡散しません」⇒「それ」=「容易には世界中に拡散しないこと」、「そこ」=「日本の伝統のひとつである茶道や華道」だと読み取れるはずだ。

よって、「解答欄」を考慮すると②の「答え」は「茶道や華道」になる。次に④。「これは非常に『都市的』なものでしょうが」とある。直前から、「これ」=「そういう感性というか能力」だとすぐに分かるのだが、ここに再び「そう」という「指示語」がある(いわゆる「二重指示語」)。無論、これも開く必要がある。さらに「前文」を確認すると、「そういう感性というか能力」=「ある種のスタイリッシュな感受性」だということが読み取れる。したがって、「指定字数」にも合うので、④の「答え」=「ある種のスタイリッシュな感受性」だ。

本問は典型的な「指示語問題」ではあるが、「文脈」に合わせての「代入確認」や「二重指示語の処理」など、高度な「解法」が求められているので要注意だ。

<時間配分目安:3分>

[問三] 「換言内容説明の空所補充抜き出し」(「33字の部分」の「最初の5字」指定)。

傍線部③の「文化的感受性」について説明した、「(      )感性」の空所にあてはまる「部分」を「三十三字」で抜き出し、「最初の五字」を答える。「傍線部(空所部)一文一部の法則」で「手がかり」を確認すると、「都市」は「文化的感受性」が「非常に弱い」ということが分かる。

では、どのようなものなのか? 「抜き出し範囲」である「同一意味段落」の次段落冒頭に「たとえば」とあるので、「具体例」だ。チェックする。段落の最後に、「『都市的』なもの」は「ひとつのものを耕して、それを時間をかけて育て、自分のものとしてゆくという『文化』とは違います」とある。「字数」もピッタリ、これだ。したがって、「答え」は「ひとつのも」となる。段落相互関係は、段落冒頭の「接続詞」などに着目すること。

<時間配分目安:2分>

[問五] 「内容説明の空所補充抜き出し」(「6字」指定)。

傍線部⑥「『わかる』ということは『知る』ということとは違います」について、「『わかる』ために重要なことは何か」を説明した、「知ったことを(      )すること」の空所にあてはまる「言葉」を「六字」で抜き出して答える。同段落の直後に「ほんとうの意味で『わかる』ということは、……、つまり、自分の頭で考えることです。自分で自分なりに再構成する」とあることにすぐに気づくはずだ。「抜き出すべき内容」は「『わかる』ために重要なこと」なので、「自分の頭で考える」「自分なりに再構成」が内容的にはふさわしい。だが、前者は「空所」にあてはまらず、後者は「字数」が合致しない。

そこで、同じ内容で条件に合う「言葉」を探していく。「抜き出し範囲」である「同一意味段落」の次段落最後に、「知っているものを自分で再構成できるかどうかが重要」とある。ここだ。しかも、御丁寧に「重要」というキーワードまである。よって、「答え」は「(知ったことを)自分で再構成(すること)」だ。「抜き出し設問」では候補はひとつとは限らない。「条件」に合致し、「内容」もベストなものをその中からチョイスすることが肝要だ。

<時間配分目安:2分半>

[問七(2)] 「慣用句の意味の選択肢」(全4問/4択)。

「総合的知識問題」。傍線部⑧「『腑に落ちる』という感覚」に関連して、示されている「落ちる」という言葉を含むそれぞれの「慣用句」の意味を答える。基本的に易しいものばかりなので、一気呵成に全問正解といきたい。

確認する。(a)「目から鱗が落ちる」⇒「何かがきっかけになって、急に物事の実態などがよく見え、理解できるようになる」ことなので、「答え」は(エ)の「それまでわからなかったことが、急に理解できるようになる」、(b)「猿も木から落ちる」⇒「その道にすぐれた者でも、時には失敗することがある」ことなので、「答え」は(ウ)の「すぐれた専門家も時には失敗することもある」、(c)「雷が落ちる」⇒「目上の人に大声でどなられてしかられる」ことなので、「答え」は(イ)の「大声でどなられ、しかられる」、(d)「語るに落ちる」⇒「問うに落ちず語るに落ちる」の略で、「問い詰められるとなかなか言わないが、勝手に話させるとうっかり秘密をしゃべってしまう」ことなので、「答え」は(ア)の「うっかり本心をもらす」。

本問は平易だったが、本校では「慣用句」に限らず、「ことわざ」「故事成語」なども含めた「語彙力」を確実に養成しておくことが求められると心得よ。

<時間配分目安:1分半>

攻略ポイント

●本校では「総合的な国語力」が問われる。どのように「攻略」するか?

出題数の多い「抜き出し設問」だけに限らず、あらゆる設問に対処できなくてはいけない。「選択肢」「空所補充」「脱文挿入」「乱文整序」「記述」等の「形式」で、「換言説明」「理由説明」「指示語説明」「文脈」などの「内容」が問われることを覚悟して準備をすることが必要だ。

いずれにしても、「設問内容」を的確に捉え、それぞれに応じた「解法」を適切に用いることが最優先となる。そのためには、基本的「解法」を完全に習得して、自分自身の「ツール」としておくことが重要だ。

「総合的知識問題」も決して侮れない。

直接的な出題は勿論、問題文の内容理解でも「高度な語彙力」などが問われる。本校を志望したその時点から、独自に「幅広い知識」を常に習得していくことが重要だ。

学校や塾での学習だけでは全く不十分。「独習」は欠かせない。「合格ライン」は6割強(過去6年間の「3科目合計合格者最低得点率」は59.3%、本年度は一気に上昇して68.3%)。「知識問題」での「失点」は致命的となると肝に銘じる必要がある。

●出題数は決して多くはなく「指定字数」も短いが、「説明記述」の対策も欠かせない(本年度は3問)。

正否の分岐となる「最重要要素」を「文末」として他の「必要要素」を積み上げていくという手法を完璧にマスターすること。「内容」から必要度を特定し、優先度の高いものから積み上げていく練習が必要だ。それによって、いかなる「字数」にも対応できるようにしておきたい。

●試験時間は50分。時間配分にも細心の注意をすること。問題文は9000字ほど(本年度は減少して約7800字)。他の上位校と比較しても多い方なので、当然、速く正確に読み取ることが求められる。分速750字以上を目標に「読む練習」を常にすることが重要だ。

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