北海道大学 医学部 合格
現役時に各科目で課題となっていたところをしっかりと補強することができました。
- 出身校 芝高等学校 卒
- 担当教員 若林先生/増田先生
- 受講科目 数学・物理・化学/英語
合格校
・昭和大学 医学部 医学科
・日本大学 医学部 医学科
合格者インタビュー
Q.家庭教師を開始するまでの状況
現役時に家庭教師を開始したのは中学3年の時で、当時はスキーが大好きで部活にも所属しており、その分、勉強にそれほど力を入れているというわけではありませんでした。学校のテストで課題を感じる時期があり、心配だったことがきっかけです。同級生と比較して問題を解くスピードが遅いと感じていました。
Q.家庭教師に依頼をした理由
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実は中学受験の時にもリーダーズブレインの先生にお世話になっており、家族で相談し、もう一度お世話になってみようということで依頼をしました。
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始めは困っていた定期テスト対策で依頼をしましたが、将来的な大学受験に向けての指導も同じ先生で相談できるということで、特に医学部も視野に入れていたため、ハイレベルな内容まで長期的に指導をしていただける先生を希望しました。
Q.家庭教師の授業に対する感想
<本人>
学校の進度と先生の意図(加えて先生から見た幸一郎くんのタイプ)の兼ね合いがあってのことですが、すごく授業のペースが早いなと感じていました。もちろん振り返ってみると、自分の性格や能力に合わせて先生がペースを作ってくれていたことがわかりますし、その分、貯金が後々に出来たため、学校のテストについても受験についても余裕が持てたことがとても大きかったと思います。改めて頑張ってついていって良かったです。
<若林先生>
指導のペース自体は早くても、幸一郎くん自身に、それに対応出来る能力と性格が備わっていることはわかっていたので、教師目線では全く問題ないと思っていました。日々の授業も持ち前の集中力を活かして黙々と進めましたが、さすがに1日4時間くらい授業を行った時には普段よりもミスが多くなっていましたね。(笑)
<本人>
医学部への進学は、小さい頃から父への憧れもあり頭にはありました。本格的に決めたのは高2の時くらいです。進路を決めないといけない時期に、ほかの学部も考えてはみましたがピンとこず、昔からの思いを目標にしようと決めました。
<若林先生>
当初、将来的な志望校は本人の意見も尊重してということで保護者様からは伺っていましたが、ご身内に医師の方が多いこともあり、また幸一郎くんの能力も考えて、私としては最初から医学部受験レベルまでを意識していました。学校の進度はそれほど早くはなかったので、最終的なレベルを考えて出来るだけ貯金を作れるよう、家庭教師の授業が予習⇒学校が復習、くらいに出来るようなペースを作り、高3のはじめから受験対策にシフトしていけるよう進めました。
<本人>
現役時には、合格をいただけた学校があり、進学を一度は決めたのですが、元々の憧れであった北海道大学への気持ちと、研究医を目指したいという希望が改めて強くなったことを感じて、もう1年、更に高い目標に向かって頑張ることを決めました。
浪人してからは予備校をベースにして、足りない部分、特に理系科目は数学の記述力や発想力を鍛えることと、英語は英作文や英文解釈を含めた総合的な実力アップを図るため、引き続き2名の先生に指導をお願いしました。
Q.家庭教師の授業を開始して変わったこと
現役時については、やはりハイペースで先取りをしていったことが一番大きく、指導を開始してしばらく経ってからは、学校の勉強がだいぶ楽になってきていたので、自分に合う良い勉強の習慣が出来ていったと思います。数学に加えて物理と化学も見ていただいていましたが、抑えるべき解答のパターンをいくつも教えていただき、それを会得することで問題に対する考え方と、そのパターンをあてはめていく作業がスムーズに出来るようになりました。余裕を持って受験期を迎えたことで、間際であれもこれもとバタバタすることは無かったと思います。
浪人してからは、現役時の課題として、もう少し量を増やしたかった演習を中心に行う形を取りました。数学では、答えだけでなく論証がきちんとできているかも念入りに確認することができました。英語では、しっかりと計画立てや扱う問題の時期と難易度を調整していただき、早めに過去問演習に入れるペースを作っていただきました。。
Q.家庭教師との思い出(エピソードなど)
<本人>
授業中はガッツリ集中して勉強をしていたので、あまり雑談もしていませんでしたが、先生には弟も指導を受けていて、弟は対照的におしゃべりな性格なので、家族内でも自分とのギャップをすごく感じていました。(笑)
<若林先生>
私は基本相手のテンションに合わせるので、それだけ幸一郎くんが集中して勉強をしてくれていたということですね。(笑)
<本人>
浪人時、特に秋ごろに精神的に苦しくなってしまう時がありました。自分の中でこれくらいしなければいけないという理想と実際に出来ていないことのギャップに苦しんで、最初は中々それを言い出せなかったのですが、先生方とも相談する機会をいただいた時に、「順調に進んでいるから大丈夫」という言葉をいただき、気持ちが楽になりました。
Q.医学部で学びたいことは?
父が病理医で昔からの憧れがあり、基礎医学を学び研究をしていきたいと思っています。
長い道のりなので、実際にどうなっていくかはまだわからないけれど、頑張りたいです。
Q.これから受験する後輩たちへアドバイス
勉強面でもメンタル面でも、どれだけ心に余裕を持ち続けられるかが大切になってくると思います。友人達を見ていても、気持ちに余裕が無い状態だと受験自体がすごく大変そうでした。そのため現役時は、先取りで学習を進められたことが凄く大きかったと思います。浪人時は、まさにそこがひとつの問題になり、外とのコミュニケーション機会も減り、出来ていないことに目が行きがちになってしまいました。それよりも、出来ていること、出来るようになっていることに目を向けて、着実に進んでいることを確かめながら前向きに取り組んでほしいと思います。苦しい時は、浪人を決めた時の気持ちを思い出してください。
また、睡眠や食事など規則正しい生活も大事です。浪人してからも、朝早く起きてご飯を食べる、ということは欠かしませんでした。少しでも心身共に良い状態で受験を乗り切れるよう、出来ることを頑張ってほしいです。
Q.その他
これから勉強していきたいことは何ですか?
<本人>
医学の勉強は当然ですが、北海道大学では1年時に総合教育があるので、それも含めて、今まで触れたことの無い分野も学んで、自分の世界を広げていきたいです。苦手としている発想力を鍛えることにも繋がると思っています。
スキーを頑張っていたことで受験にも活かせたことはありましたか?
<本人>
例えば、オフシーズンの筋トレは実際の実技では無く辛いものですが、それが最終的に自分の技術に繋がっていき、成果が出るところが似ていると思います。地道にやってきたことを本番で出し切ることが、スポーツでも勉強でも大事だと感じています。
<若林先生>
運動部の子はラストスパートをかける体力がある印象です。頑張りが聞くので部活に傾倒して遅れがあっても、取り戻せる可能性が十分にあると思います。
合格体験記
Q.プロ家庭教師を始める前の状況と、自覚していたご自身の課題は?
現役時代から、リーダーズブレインの先生のお世話になっていました。一度大学に入学したものの、もう一度目標に向けて受験勉強することを決意したので、もう一度リーダーズブレインの先生に教わることを決めました。
現役時代は、数学の記述力や発想力、英語では英作文や英文解釈の力が足りておらず、得意な理科に力を入れすぎてしまったと自覚していました。
Q.上記を克服する上で、プロ家庭教師がどのように役立ちましたか?
理系の授業では数学の時間を多くとってもらい、問題集での演習を通して、1問1問答案を書き、答えだけでなく論証がきちんとできているかを毎回確認していただきました。
英語の授業では、春~夏にかけては難しめの長文読解、秋にははやめに志望校の過去問演習を行い、英語の総合的な力を鍛えていただきました。
Q.これから大学受験に臨む後輩へ、アドバイスを一言
特に浪人生の方へ。いろいろなプレッシャーから精神的に疲れてしまったり、もう投げ出してしまいたくなったりすることがあるかもしれませんが、浪人を決めた時の気持ちを思い出して、頑張ってみてください。それから、浪人生は特に生活習慣が乱れやすいので、気をつけましょう。