立命館大学 文学部
入試対策と勉強法
「立命館大学 文学部」
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文学部の国語対策と勉強法
試験科目は、文学部が「国語総合」・「現代文B」・「古典B」です(「漢文」の独立問題あり。ただし「現代文」1題との選択)。
それ以外の学部は「国語総合」・「現代文B」・「古典B」です(「漢文」の独立問題なし)。
「現代文」は論説文(評論文)2題が基本です(但し、「文学部」はうち1題が「漢文」との選択科目)。2010年度以降出題された文章内容は、哲学論(頻出)、歴史論、文学論、情報環境論、芸能論、芸術論、倫理学論、言語学論などと多種多様で、硬質の文章もあり、やや読みづらいでしょう。尚、かつては小説の出題もありましたが(2011・13年度他)、現在の入試方式になってからは未出です。22年度は歴史論の小山聡子「もののけの日本史――死霊、幽霊、妖怪の一〇〇〇年」と、文学論の大塚英志「文学国語入門」でした。
「知識」は小問扱いです。漢字の読み・書きは必出で(「漢字の同音異字判別」もある)、他に語句の意味判別や文学史などの総合的知識問題も出題されます。22年度は漢字の読み・書き、語句の意味判別、文学史でした。
「古文」は1題です。主に古代~中世の物語(歴史物語、擬古物語など含む)、説話、日記、仮名草子等の題材(「和歌」も含まれる)がこれまで出題されています。22年度は鎌倉時代成立の世俗説話集で橘成季編纂「古今著聞集」でした。設問は内容解釈、現代語訳、内容説明、本文内容合致、主語判別、敬語判別、文学史などです。
「漢文」も1題です(文学部のみの選択科目)。説話、思想書、日記、随筆、漢詩などの題材です。22年度は明治時代の漢学者の著作で信夫恕軒「恕軒遺稿」でした。設問は語句(漢字)の読み(ほぼ必出)、書き下し文判別、内容説明、内容合致などです。
文学部の英語対策と勉強法
各日程で共通の出題方式による出題がなされています。また出題形式も安定しており、一定のパターンが踏襲されているため対策しやすいと言えます。大問1及び2が長文読解問題、大問3が対話文完成問題、大問4が文法・語法を問う短文空所補充問題、大問5が語彙を問う短文空所補充と同義語選択問題となっています。長文はそれぞれ700語程度の長さがあり、トピックも人文系から自然科学系まで幅が広いなど、高い読解力・速読力が求められる出題となっています。
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