2013年以降、読解問題1題のみの出題が続いています。
読解問題の素材は、一般的な論説系の文章もありますが、物語や随筆などのやややわらかいものであることが多いです。
語数は増加の傾向にあるといえ、近年では1000語を超える英文となっています。私立の問題としては記述式の設問の割合が多いと言えるでしょう。読解問題のなかの小問として和文英訳や語形変化などの知識系の問題が出題されます。

例年、確率・場合の数、微分積分（Ⅱ、Ⅲともに）は出題され、三角比を用いた図形問題や、ベクトルの出題頻度も高いです。数列に関しては、他の分野と融合して出されることも多いです。数Ⅲの出題は大問3つの内で1題＋α（小問集合）程度とみて良いでしょう。
難易度は、公式適用問題や４STEPなどの教科書傍用で取り上げられている様な問題も多く単一分野からの出題が中心となりますが、一部、他分野との融合問題や、解法で場合分けを要するなどの一手間かかる問題も出題されています。