明治大学 商学部
入試対策と勉強法
「明治大学 商学部」
入試傾向と科目別勉強法
明治大学は、学部ごとの入試傾向が大きく異なります。過去問分析をしっかり行い、各学部の出題傾向や難易度を踏まえた上で、受験対策を行いましょう。
すぐに役立つ!科目別対策と勉強法
商学部の国語対策と勉強法
出題科目は「国語総合」です(漢文の独立問題は出題していません)。
「現代文」は論説文(評論文)2題が基本ですが、たまに随筆の出題もあります(近年では2012年度)。文章内容は社会論・身体論等を中心に、教育論・文学論・言語論・文化論・科学論・経済論・哲学論・生物論・歴史論等々と実に多彩です。当然、硬質な文章が多く、読み慣れておく必要があります。
「古文」は1題で、古代~中世の物語(歴史物語含む)、日記・歌論といった題材が多いです。中でも特徴的なのは、「擬古物語」(=鎌倉時代から近世初頭に成立した、平安時代の王朝貴族を主人公にする物語の総称)が度々出題されていることです(2020年度は「石清水物語」でした)。文法から内容解釈までの総合的読解力、そして、文学史や歴史的背景を含めた「古典常識」も問われます。
尚、「漢文」は大問だけでなく小問としても出題されず、稀に問題文中に引用されるのみです(だが、何らかの形式での出題はあり得るので、油断はしないようにしましょう)。
「知識」は小問として扱われ、漢字(読み・書き)、語句の意味・文法、慣用句(表現)、四字熟語、文学史を含む「国語常識」などの幅広い分野から出題されます。
商学部の英語対策と勉強法
2016年以降は短文空所補充が1題、対話文など口語的文章の完成問題が1題、長文読解問題が2題の出題となっています。もっとも、小問レベルまで含めると問題傾向が安定しない学部であるため、さまざまな設問に対応できるようにしておく必要があるでしょう。読解問題については社会・文化系のテーマを素材にした英文が中心となっています。
長文読解問題については1題につき英文は800~900語程度のものが多いですが、語数は増加の傾向にあり、1000語を超える年もあります。
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