【大問1】は、計算問題と基本的な一行問題からなり、出題分野にあまり傾向は見られない。【大問2】以降は大型問題であり、出題分野にかなり偏りが見られる。よく出題される分野は、割合と比、速さ、平面図形、立体図形に関する問題である。

毎年出される長文読解２題と５問ほどある長・短を織り交ぜた記述問題に特徴がある。さまざまな記述問題で訓練を積み、記述問題に苦手意識を持たないように力をつけておきたい。

物理・化学・地学・生物の4分野から出題されている。近年の出題傾向を見ても、この4分野からほぼ均等に出題されている。今年度、生物分野で「生物の子孫の残し方」、地学分野では「天体と気象」、物理分野では「光の性質」、化学分野では「食塩水の濃さ・水の電気分解」「植物」の出題であった。

地図・河川・農産物の輸出入・各時代に関する問題など、大問ごとにテーマを絞った出題となっている。
形式は記号選択・用語記入がバランスよく配置され、記述形式も数問ある。