（１）昆虫の羽は通常4枚だが、ハエ・アブ・カの羽は2枚。

（２）アルカリ性の水溶液は赤色リトマス紙を青色に変える。重そう水がアルカリ性。

（３）北極星はどの季節でも、その土地の緯度と同じ高さの北の空に見える。

（４）発光ダイオードは、長い足を電池のプラス側につながないと点灯しない。
　
（５）ヒトの目の働きに関する問い。光の性質やとつレンズの働きと結びつけて考えること。
　
（６）銅は塩酸にとけない。
　
（７）太陽の黒点は、まわりよりも温度が低い場所である。
　
（８）熱を伝えやすい順に、銀・金・アルミニウム・鉄　となる。
　
各分野の知識問題。確実に正答したい。

【ヒトのじん臓の働き】

（１） 尿はじん臓から輸尿管を通ってぼうこうに送られる。

（２） 有毒なアンモニアは肝臓で無毒の尿素に変えられる。

（３） 「たんぱく質は血液から尿にろ過されず」という説明から判断できる。

（４） 計算問題。１２÷０．１より１２０Lの血液がろ過されると考えられる。

（１）（２）は基本知識問題。（３）（４）は問題文の説明や表のデータをしっかり読み取って欲しい。

（１） 銅が燃焼するとき酸素と結びつくので、その分だけ重くなる。

（２） 銅が酸素と結びついてできて物質は酸化銅。

（３）（４）表より、銅と酸素が４：１で結びつき５の酸化銅ができ、マグネシウムと　酸素は３：２で結びつき５の酸化マグネシウムができることがわかる。

（５）銅４＋酸素１＝酸化銅５、マグネシウム３＋酸素２＝酸化マグネシウム５
　　　となるので、酸化銅と酸化マグネシウムの重さが同じとき、銅とマグネシウム
　　　の重さの比は４：３となる。

金属の燃焼に関する計算問題。酸素と結びつく際の比に注目して解くことが鉄則。
ここで得点できなかった場合は、燃焼関する計算問題の練習をもう少し重ねて欲
しい。金属の燃焼はもちろんのこと、気体（水素、メタンなど）についても練習
して頂きたい。

（１） 正午ごろ太陽が南中した時には、影は北に伸びる。

（２） 影の長さが最も長くなるのが冬至の日である。

（３） 春分の日の太陽の南中高度は、「９０－その土地の緯度」で求まる。　

（４） 太陽は東から西へ動いて見えるので、影は西から東へ移動する。

（５） B地点では、昼12時に影がA地点より東に伸びていたので、太陽は真南より西にあったことになる。従って、B地点はA地点より東に位置する。

太陽の動きに関する知識問題。しっかり正答したい。

（１） 物体が液体につかっている時、浮力＝水につかっている部分の体積×液体の密度で計算できる。
ばねばかりの示す値＝物体の重さ－物体が受ける浮力　となるので
１００－６０×１＝４０ｇ　となる。

（２） 油の密度が０．８ｇ/㎤なので
１００－６０×０．８＝５２ｇとなる。

（３） 液体Aが液体Bよりも密度が低いので、液体Bは油と考えられる。

（４） １０×１０×６＝６００㎤が水につかっているので、水から受ける浮力は
６００ｇ。

（５） １０×１０×４＝４００㎤が油につかっているので、油から受ける浮力は
４００×０．８＝３２０ｇとなる。

（６） この立方体が受けている浮力は（４）（５）より６００＋３２０＝９２０ｇ
従って、この立体の密度は９２０÷１０００＝０．９２ｇ/㎤　となる。

浮力が得意か不得意かで、明暗を分けてしまう1題になる。（４）～（６）は水と油の間に物体が浮いているという見慣れない状況なので、浮力の定義をしっかり理解しているかどうかが大きなポイントになる。
ここで大きく失点している場合は、塾のテキスト等で浮力の基本をもう一度学習した上で、問題練習を積み重ねて欲しい。