法政大学国際高等学校の傾向と対策
法政大学国際高等学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。
受験の攻略ポイント
国語の攻略ポイント
※本校は2018年度、「法政大学女子高校」が男女共学化され、それに伴って「法政大学国際高校」と改称された。以下は、本校の入試制度における「B(学科試験)」の説明。
尚、それまでの「法政大学女子高校」との比較を説明する際、同校を「法女」と称していく。
「現代文」のみの大問2題(「漢字」や「総合的知識問題」は小問扱い)が「法女」の時から定着していたが、昨年度は「漢字問題」が独立して3題となった。しかし、2022年度は再び2題へと戻った(揺れ動いているので、要注意だ)。「文章内容」は「論説文」と「小説」あるいは「随筆」の組み合わせが多い。ただし、本年度は「論説文」2題(稀にこのパターンがある)。「古文」「漢文」は基本的に出題されない。文章量は過去8500字ほどで、本年度は減少して約7000字。解答数は50前後(本年度は減って44)。「設問形式」は、「選択肢」(「空所補充」「不適切」「組み合わせ」等あり)、「抜き出し」、「脱文挿入」(本年度は未出)、「本文合致」、「語句等記述」などで、「説明記述」はほとんど出題されない(本年度も出題なし)。本校の特徴は、何といっても「解答数の多さ」だ。「問題文」の字数も相当なものなので、完全に「スピード勝負」となる。また、多種多様な「設問内容」に即応することが求められている。問題の難易度はさほど高くなく、「合格ライン」は3教科の中で圧倒的に高い(ただし、本年度は「数学」よりも低かった。例外か?)。如何(いか)に手際よく解き進めるかが合否の分岐点となる。試験時間は50分、100点満点。
数学の攻略ポイント
本校の大問では、関数、平面図形、立体図形に関する問題がよく出題されている。最初の計算・一行問題では文字式、因数分解、平方根、方程式、確率などの基本的な問題がよく出題されている。
大問の出題分野には偏りが見られるが、全体的には各分野からまんべんなく出題されている。
英語の攻略ポイント
2018年度からの新しい入試制度導入に伴う出題形式の変更以来、毎年部分的な出題形式の変更が行われている。今年は文法・語法の空所補充・語句整序問題・自由英作文の大問が姿を消し、それらがすべて読解問題の小問の中でとわれることとなった。
大問としては、長文読解問題4題となっている。長文読解問題の長さは、1題のみの出題であった昨年ほどの長さではないものの、読解問題全体としてはそれをはるかに上回る量となっている。設問リード文や注釈、選択肢を含めるとかなりの英文に目を通さなくてはいけないことから、一定以上のスピードと正確さで英文を読みきる力を身につけることが本校合格のために大きなポイントとなる。早い段階から長文対策を学習に取り入れる必要があるだろう。知識面に関しては幅広い分野から問われており、総合的な知識系の問題集を一冊やりこんでおきたい。自由英作文で要求される語数も80語程度と多く、配点も大きいためしっかりとした対策が不可欠だ。
プロ家庭教師が合格をサポート
高校受験で40年以上の実績をもつリーダーズブレインは、これまで多くの高校受験生を志望校に合格させています。指導にあたる教師陣はすべて指導経験7年以上の高校受験専門プロ家庭教師です。
学校 | 法政大学国際高等学校 |
---|---|
偏差値 | |
併願校 | |
合格者 | |
進学実績 | |
その他 | |
基本情報 |