中学受験プロ家庭教師 中央大学附属中学校の傾向と対策
中学受験専門プロ家庭教師が語る

中央大学附属中学校の傾向と対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

中央大学附属中学校の入試傾向をプロ家庭教師の視点で解説します。役立つプロのノウハウをご覧ください。
お手元に過去問をご用意ください。 ※問題は、第1回

受験の攻略ポイント

中央系列の共学校。どの科目も、標準的な問題を難なく解けるようになるとともに、各科目それぞれ、中央大学附属の傾向に合わせた対策を十分にしておこう。

算数 問題を解くための道具として「比」が必要となることが多いから、正しく使いこなせるようにしておく必要あり。
国語 長文を読むスピードは必須。解説文の穴埋め選択肢という形式にも十分に慣れておきたい。
社会 設問がいろいろな時代・分野に飛ぶので、過去問でよく慣れておく必要あり。
理科 文章に基づいて考察させる出題が多いため、計算問題や思考型の問題への対策が必要。

算数の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

割合・比に関する文章題、規則性、平面・立体図形、ダイヤグラムが頻出である。文章題では線分図や面積図、比を用いた考え方が必要な場合が多い。規則性や立体図形では表を作って調べたり、作図したりしながら解くタイプの問題に慣れておきたい。

2022年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】計算2問、小問4問 標準 12分
【大問2】売買損益 3問 標準 8分
【大問3】速さ 4問 標準 10分
【大問4】容器と水 2問 標準 8分
【大問5】数と規則 3問 標準 10分

国語の攻略ポイント

試験時間:
50分
満点:
100点

論説文と小説が各1題ずつ出題されている。
素材文とその解説文を合わせると18000字ほどにもなり、読むスピードが必要である。


設問は選択式がほとんどで、書き抜きが出る場合もある。
漢字・ことばの知識も毎年出されている。

2022年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問一】小説の読解 標準 33分
【大問二】論説文の読解 やや難 17分

社会の攻略ポイント

試験時間:
30分
満点:
60点

各分野、各範囲から広く出題されている。資料が多く用いられていること、地図の読み取りが例年のように出されていることなど、本校の特徴に合わせて対策をしておく。

基本事項の問題が多いが、やや詳しい内容まで訊かれる場合もある。記述問題は1行ほどのものが数問出題されている。

2022年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】総合問題 標準 17分
【大問2】総合問題 やや難 13分

理科の攻略ポイント

試験時間:
30分
満点:
60点

身近な現象や有名な生物の生態、実験に関する知識を整理しておきたい。また、グラフ・表から考察をおこなったり、計算したりする問題を入念に練習しておきたい。

日ごろから身の回りに潜む科学的な事象について調べる習慣を持つのも良い対策となるため、是非採りいれたい。

2022年度 第1回

分野・単元 難度 時間配分 必答問題
【大問1】力、作用と反作用/物理 標準 9分
【大問2】ヒトの血液循環、両生類の呼吸/生物 標準 9分
【大問3】ロウと水の状態変化/化学 標準 10分

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学校 中央大学附属中学校
偏差値 2023予測偏差値 ①男58/女60(四谷大塚80%)①男47/女47(サピックス80%)
併願校 1月では栄東中
西武文理中
星野学園中、2月は広尾学園中・明大明治中青山学院中学習院女子立教新座中が多く見られる。
合格者 合格最低点を見ると、年度による差があるが、事前の過去問対策では最低64%はクリアしよう。
進学実績 4年生大学へが97.8%が進み、その多数が内部推薦により中央大学へ進学している。また、同大学への推薦権を保持したまま国公立大学及び中央大学にない学部・学科を持つ私立大学を受験可能。
その他 中高6年間にわたる一貫教育。中学校の3年間で、日本文学や外国文学だけでなく、さまざまなジャンルの本を合計60冊読む課題図書や、週1回、テーマメニューにもとづいた「スクールランチ」をクラスごとにとるなど、食育にも力を入れている。
基本情報 所在地 〒184-8575東京都小金井市貫井北町3-22-1
最寄駅 JR中央線「武蔵小金井駅」より中大循環バス「中大付属高校」下車、
    西武新宿線「小平駅」より小平国分寺線バス「中央大学附属中学・高等学校」下車
連絡先 ℡:042-381-7651
沿革 明治42年開校。
中央大学附属中学校

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